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花火大会 ページ32






翌日の午後。
いつものように私とテテとジミンは海の家のお手伝い。
そしてもう夕方となりお店を閉じた。




GM「そういえば明後日は花火大会ね〜。」




TH「もうそんな時期か〜」




花火大会は
毎年8月の最後の日曜日に行われる。




JM「俺、その日の夜に帰んなきゃなんだよな…
  明日のうちに荷物の整理しておこう。」




私も
もう1週間くらいしか島に残れないんだな。




TH「今年も焼きそばの店出すの?」




GM「そうよ〜。だからみんなにお手伝いしてもらいたいの。」





花火大会の日には浜辺の周りに
いろんな出店が登場する。




毎年おばあちゃんは
花火大会に海の家を閉めて焼きそばの店を出しているのだ。





JM「でも今年はアレだろ。
  Aちゃんとグクはどうせ2人で遊ぶんでしょ?」




その言葉に大きく首を振る。




「私は焼きそば屋の手伝いに専念します〜」




TH「えっ、良いのかよそれで。
  2人でデートみたいなことしなくとて…」




テテに気遣われると申し訳なくなる。




「いいのいいの!!
 だからみんなで花火大会楽しもう!!」





_____楽しみでもあり、来てほしくない花火大会。

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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年10月8日 21時

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