夢 ページ28
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私が落ち着いてから
いろいろな話をした。
今まで言えなかったような
言ったことのなかったお互いの話を。
JK「俺、夢があるんだ。」
「グクの夢…?」
私には夢がある。
それと同じようにグクにもグクの夢があるんだよな。
島の子たちは高校を卒業すれぱ
大体の子たちが島の外の大学に行くし…
グクも島を離れるのかな?
JK「とりあえず…大学は島の外の大学に行きたいんだ。」
「うん。」
JK「そこで沢山のことを学んでさ。
この島に帰ってきて
この島を活性化できるような仕事をしたいんだ。
って言っても具体的な仕事は決まってないんだけどね?(笑)」
私は驚いた。
「…同じ。」
JK「え?」
ほとんど同じなんだよ。
_____夢が。
「私の夢は
この島で宿を開くことなの。
私みたいに都会で疲れを感じている人に
少しでも癒される空間を提供したいんだ。
それに観光客の人が来ることによって
島も盛り上がるしね。」
グクは目を輝かせた。
JK「Aヌナならやれるよ。」
「そうかな…?」
JK「俺も手伝うし。」
実現できたらいいね。
私たちの夢。
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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年10月8日 21時