Sea is him…? 2 ~BTS's Summer vacation~ (ページ24)

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「本当に私が好きなのは、グクのことだよ。」

言えた。本当の気持ち。

テテに感謝しなきゃね。
テテが保証してくれたから。

JK「俺のこと…が…？」

「うん。グクのことが好き。」

グクは目を丸くさせる。

JK「だって俺、
　昨日ボコボコにされたんだよ？」

「でもわざと戦わなかったじゃない。
　グクが拳を握ってるの。ちゃんと見てたんだから。」

JK「嘘……分かってたの？」

「もちろん。」

私は微笑んだ。
あの時のグクはカッコ良かったよ。

JK「でも…
　本当にテヒョニヒョンのこと、好きじゃないの？」

「友達としては大好きだよ。
　恋愛的には…違う！！」

JK「でも前にテヒョニヒョンとキスしてたじゃん？」

「え！？」

私がいつテテのキスしたんだよ！！！！！？

「どこで！？」

JK「海の家で。」

私は記憶を辿る。
そしてふと思い出して
思わず笑ってしまった。

「ハハハっ…
　

　それ。私の顔についたまつ毛をテテが取ってくれただけだよ？」

JK「えぇ！！
　俺、結構あれでダメージ受けてたのに…」

「やっぱりグクはお子ちゃまだね。
　何でもかんでも勘違いして～」

JK「子どもじゃないもん！！」

私たちは
お互い知らないうちにすれ違っていたことが
可笑しくなって笑ってしまった。