Sea is him…? 2 ~BTS's Summer vacation~ (ページ22)

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諦めページ22

JK side

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いつものように俺は浜辺の監視。
でも仕事をしているように見えて
今日の俺は頭の中では別のことを考えていた。

"A。今日は午前中にテヒョン君と会う約束をしてるみたいよ。"

俺との毎日の習慣となっている約束を破ってまで
Aヌナがテヒョニヒョンとした約束。

JK「やっぱり俺じゃ、ダメだったか～(笑)」

きっと昨日、男5人を倒したテヒョニヒョンを見たAヌナが
ついにテヒョニヒョンへ告白する決心をしたんだろうか？

嫌だな。
そうしたら、次に会うときのAヌナは
"テヒョニヒョンの"Aヌナになってしまっているのかな。

俺は昨日、Aヌナに触れたあの男を倒したくて仕方なかった。
だけどこっちが手を出したら、俺も同類だろ？

だから俺は、拳を強く握りしめながらも
相手には手を出さなかったんだ。

俺が時間を稼いでいる間に
Aヌナとおばあちゃんが逃げられるように。

でも

「カッコ悪いなぁ…俺。
　これじゃあ、ただボコボコにされただけじゃんか(笑)」

Aヌナには
俺の気持ちが届かなかったのかな。

俺は、
もう何も考えたくなくて目を閉じた。

しばらくして
俺は左肩を違和感を感じる。
何かが乗っかったような重さを少し感じた。

俺が目を開いて
左を見ると……

＿＿＿＿＿Aヌナが目を閉じて、俺の肩に寄りかかっていた。