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JK side
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Aヌナはまた寝てしまった。
俺はヌナの前髪をこっそりいじる。
JK「ヌナはいっつも頑張りすぎてるんだよね。」
Aヌナは、
きっと夏休み中でさえもとても疲れているはずだ。
俺、知ってるんだ。
___Aヌナが毎日、夜遅くまで勉強していることを。
変に思ったのは俺が夜更かししていた日のこと。
俺の部屋の窓からAヌナのおばあちゃんの家を覗くと電気がついていた。
Aのおばあちゃんは早寝早起きってことは
小さい頃からお隣に住んでいれば知ってる。
だから、Aが起きてるんだろうなって。
それから数日が経って、
俺は夜にこっそり外に出てヌナの様子を覗きに行ったことがある。
そこでAヌナは勉強していたんだ。
多分、普段やってることが癖になってて
夏休みだろうが、島だろうが
夜には勉強してしまうのだと思う。
JK「たまには休まなきゃね。」
Aヌナの頭を撫でる。
JK「はぁ。奪われたくないな…」
こんな頑張り屋さんのAヌナを
テヒョニヒョンにだけは奪われたくなかった。
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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年10月8日 21時