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JK「その子を離せよ。」
「グク……」
私はグクが来てほっとした。
『何だよお前。』
私は男の人に離される。
男の人は代わりにグクのことを掴んだ。
JK「彼女と遊ぶ前に…
俺と遊んでからにしてください。」
『面白いじゃ〜ん。な!!お前らも遊ぼうぜ。』
5人の男の人たちがグクを囲む。
ドンッ
バチンッ
嫌な音が聞こえてくる。
JK「っぁあ……」
「グク…っ!!」
グクが男の人たちにめちゃめちゃにされていく。
5対1なんて不利だよ…。
グクと目が合った。
グクは口をパクパクさせて私に何かを伝えてきた。
"は や く に げ て"
グクは多分、そう言ったんだと思う。
そんなことできるわけないでしょう?
グクのことを置いて行くことなんてできないよ。
それ以前に
私の脚はガタガタ震えて動けない。
あぁ。
このままだとグクは……
_____その時だった。
バタンッ
今、グクのことを殴っていたはずの1人の男の人が倒れた。
なぜなら……
TH「おい、おっさん達何してるんだよ?」
テテがその男の人を殴ったからだった。
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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年10月8日 21時