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「ん…」
目を開くと見慣れない光景。
JK「あ、起きた?」
「グク…?」
私は起き上がる。
JK「まだ安静にしてなきゃ。」
「え?何で?」
JK「溺れたくせに。」
「あぁ!!そう!!私溺れたんだった!!
あの子は大丈夫だった?」
グクは呆れた顔をする。
JK「大丈夫だったよ。
にしても本当に泳げないのに子どもを助けようとするなんて馬鹿だよね。」
「馬鹿じゃないもん。泳力がないだけだもん。」
JK「変わらないね。
怖いもの知らずなところ。
それに優しいところ。」
グクが笑うから
自然と私も微笑んでしまった。
照れるな。優しいだなんて。
JK「でもさ。せっかく俺というライフセーバーがいるんだから
何かあったら、まずは俺を呼んでよね?」
「うん。ごめんね。
余計な迷惑かけて。」
JK「分かったならよろしい。」
そのあと、私はまた寝てしまった。
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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年10月8日 21時