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ユンギ君……じゃなくて…
ユンギと付き合い始めて数日が経ったある日。
YG「Aヌナ!!」
「ユンギ君〜まだ仕事中〜」
YG「無駄に厳しいっすね(笑)
そんなことは、どうでもよくて……
今日、一緒に夜ご飯食べに行きません?
最近、駅前にハンバーグの美味しい店がオープンしたらしいんっすよ。
A先輩、ハンバーグ好きっすよね?」
「うん、好き好き。いいね。」
実際のところ
ソクジナと別れたあの日に食べたのがハンバーグだったから
大好物のハンバーグと距離を置いていたんだけど………
ユンギとなら、美味しく食べれるはず。
____だよね?
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YG「うわー、綺麗っすね。」
それぞれハンバーグを注文して
運ばれてくるのを待っていた私たち。
ユンギは店を見渡していた。
「新しいお店だしね。」
YG「店の話じゃなくて、Aヌナが。」
「本当にユンギは冗談が上手だね。」
YG「冗談じゃないっすよ!!」
「…ありがとう(笑)」
ユンギといると自然と笑顔になっちゃうな。
私も店内を見渡してみる。
その時だった。
「…………あ」
視界に入ってきたのは
たった今この店に入ってきた
とあるカップルだと思われる2人の男女。
2人とも美形でとてもお似合いだった。
私はそのカップルを見て言葉を失う。
YG「どうしたんっすか?」
ユンギが私の視線を辿っていく。
YG「………ジニヒョンと女の人?」
そう。そのカップルの1人がソクジナだったのだ。
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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年12月3日 0時