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ユンギ君……じゃなくて…
ユンギと付き合い始めて数日が経ったある日。



YG「Aヌナ!!」



「ユンギ君〜まだ仕事中〜」



YG「無駄に厳しいっすね(笑)




  そんなことは、どうでもよくて……
  今日、一緒に夜ご飯食べに行きません?



  最近、駅前にハンバーグの美味しい店がオープンしたらしいんっすよ。
  A先輩、ハンバーグ好きっすよね?」



「うん、好き好き。いいね。」




実際のところ
ソクジナと別れたあの日に食べたのがハンバーグだったから
大好物のハンバーグと距離を置いていたんだけど………




ユンギとなら、美味しく食べれるはず。




____だよね?





________________________________________________




YG「うわー、綺麗っすね。」



それぞれハンバーグを注文して
運ばれてくるのを待っていた私たち。



ユンギは店を見渡していた。




「新しいお店だしね。」



YG「店の話じゃなくて、Aヌナが。」



「本当にユンギは冗談が上手だね。」



YG「冗談じゃないっすよ!!」



「…ありがとう(笑)」



ユンギといると自然と笑顔になっちゃうな。



私も店内を見渡してみる。




その時だった。



「…………あ」




視界に入ってきたのは
たった今この店に入ってきた
とあるカップルだと思われる2人の男女。




2人とも美形でとてもお似合いだった。



私はそのカップルを見て言葉を失う。




YG「どうしたんっすか?」



ユンギが私の視線を辿っていく。







YG「………ジニヒョンと女の人?」





そう。そのカップルの1人がソクジナだったのだ。

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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年12月3日 0時

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