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｢とっととその襦袢も脱いでもらおうか｣
｢鉢屋先輩！やめてください！｣
｢三木ヱ門…！｣
三木ヱ門が凪彦と三郎の間に立ちはだかる。
｢先程から聞いていれば。凪彦は筋肉が付きづらいことに悩んでいるんです。何も人前で裸になんてしなくたって良いじゃないですか！凪彦が可哀想です｣
｢そうですよ、それに鉢屋先輩だって面の中を見られるのお嫌でしょう？｣
珍しく三木ヱ門に同意した滝夜叉丸の言葉に全員が｢それはそう…｣と思った。三郎はその言葉にたじろぐ。
凪彦は、昨日三木ヱ門を売ったのに助けてくれるなんて！と友情に感動さえした。
謎の殺伐とした空気の中一年い組の生徒達が昼餉を取りに食堂に入ってきた。食堂内の異様な空気に｢何があったんだ？｣と伝七が呟く。
床に尻もちを着いている凪彦に気がついた彦四郎が｢凪彦先輩！？｣と心配そうに駆け寄ってきた。
｢ひ、彦四郎！｣
｢凪彦先輩大丈夫ですか？忍装束どうしちゃったんですか？｣
なんていい子なんだ！駆け寄ってきた彦四郎をガバチョと抱きしめる。
｢彦四郎…鉢屋先輩みたいになってはいけないよ…｣
｢凪彦先輩？｣
よしよしぽんぽんと彦四郎の背中を叩く。彦四郎は凪彦の白い腕と背中に目を奪われた。男には無いはずの扇情的な曲線と髪の毛から何故か甘い匂いがして目の前がチカチカした。
｢こればかりは滝夜叉丸の言う通りだよ諦めな三郎ー｣
｢そうだよ三郎。僕は気にしていないからさ｣
｢雷蔵！｣
勘右衛門と雷蔵の言葉にでも、だって…と三郎は呟く。
三郎は雷蔵を泣かせたのが許せなかったのだ。葵の忍装束をぎゅっと握った三郎は凪彦のことをじとっと睨めつける
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墺士(プロフ) - 夜ながながさん» コメントありがとうございます！応援よろしくお願いします🤍 (12月11日 13時) (
レス) id: 6957722078 (このIDを非表示/違反報告)
夜ながなが(プロフ) - 続編おめでとうございます！そしてありがとうございます！とても大好きな作品です🫶🏻💖これからも応援しています！ (12月11日 12時) (レス) id: ebecf52502 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：墺士 | 作成日時：2023年12月11日 10時
