▽ ページ14
*
2人が息を切らして駆け込んできたあと泣き疲れてまた眠ってしまったAを膝の上に乗せて抱きしめる
ちなみに今日の撮影は延期になった
そして今俺らの楽屋にはメンバー以外の人物もいる
マネージャー、島崎と名乗った女性、そして
__悠斗くん
Aの兄である悠斗くんは医者をやってるらしい。ジェシーか慎太郎から今回の話を聞いて駆けつけたんだろう
専門的なことはわからないけどいろんな知識を持ってる悠斗くんに連絡したのは良い考えだったと思う
悠「Aの耳が聞こえないのは多分一時的なことだと思う。数日で戻るか、1週間くらいかかるか、それはわかんないけど。」
樹「ずっと聞こえないわけじゃないってこと？」
樹の質問に悠斗くんはそういうこと。と静かに頷く
悠「原因はストレス、そしてそのストレスの原因は？」
悠斗くんがそう聞くとみんなの視線は自然と島崎さんに向かっていた
「え？私ですかぁ？」
寂しがり屋だけどプロなAが俺らに会えないだけでここまでなるとは思えない。
それなら、逆にこの1週間ずっと一緒にいたこの女性が原因だというのはこの場にいた誰もが考えた
『...............ん、ほく、？』
俺の腕の中にいるAが目覚める
自分の声が聞こえなくても少しは話せることに安心する
Aは周りを見回して悠斗くんがいることに驚きつつも手を振っていた
でも、島崎さんを見ると困惑した表情で俺に問いかけた
『ほく、あの人、だぁれ』
途切れ途切れに発されたその言葉に驚く
”あの人のこと知らないの？”
スマホのメモ機能を使ってAに聞く
するとAはこくこくと首を縦に振った
悠「Aの頭の中から、貴女の記憶だけ抜けてるようですが」
普段は柔らかい雰囲気の悠斗くんがわかりやすく怒りを露わにする
悠「お前、Aに何した？」
聞いたことの無い程低い声と冷酷な表情に悠斗くんのことが大好きな樹と京本でさえもすくみ上がる
耳が聞こえない、一部の記憶喪失
やっと自分がしたことの重大さに気づいたらしい島崎さんは、毎日のようにAに対して放っていた暴言の数々を全て打ち明けた
悠「貴女がやった事がどれだけAを傷つけて、苦しみに追いやったのか、よく考えてください。」
島崎さんは耳が聞こえないAに何度も謝り続けた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1171人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
理亜菜 - 光さん» 全然大丈夫ですよ！書いて頂くのが嬉しいので (2020年9月15日 22時) (
レス) id: b69ffec9f4 (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - 理亜菜さん» リクエストありがとうございます！乃木坂さんは本当に詳しくないので少しのメンバーさんしか出せないと思います。書かせてもらうのは続編になると思うので、ぜひ見に来てください！ (2020年9月13日 12時) (レス) id: 1658467674 (このIDを非表示/違反報告)
理亜菜 - 乃木坂46との絡みが見たいです！遊びに行くなどの．．．更新頑張って下さい。 (2020年9月11日 22時) (レス) id: 0830708338 (このIDを非表示/違反報告)
Ruru - リクエストありがとうございました！とっても面白かったです！ (2020年9月2日 17時) (レス) id: f138d78e15 (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - うえぴよさん» リクエストありがとうございます！！遅くなるかもしれませんが書かせてもらいますね！！ (2020年9月1日 18時) (レス) id: 1658467674 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：光 | 作成日時：2020年7月3日 21時
