二十一部 ページ21
「オイ！！マイキー！！マジかよ！？これがお前の実力か！？」
「他人に興味がねー…か」
マイキーが立ち上がってイザナに蹴りを入れた。
「お前の為に戦った仲間もか？」
「俺のために戦った！？ハハちげーよ。俺が怖ぇーから戦ったんだ」
「東卍のガキのままごとと一緒にするな！」
「天竺にあるのは恐怖と利害のみ！」
「信頼や友情なんて身のない幻想だ」
「A」
ハッと鶴蝶を見る。
鶴蝶が私の手を指さした。
「あんまり握るな血が出てる」
爪がくい込んで血が出た手をじっとみながら離した。
「お前は…どこまで自分を1人だと決めつける？」
「真一郎もエマも死んだ。お前も孤独だろうが！！」
イザナの蹴りが止められた。
「違うよイザナ」
「お前にはまだ
「
「うるせぇ！！」
イザナの蹴りが避けられてイザナにマイキーの拳が入る。続けてマイキーの蹴りが入った。
『イザナっ！！！！』
「やりゃーできんじゃねぇかよマイキー！」
イザナが立ち上がった。
「上等上等。楽しくなってきた。なぁ！？」
イザナの拳が空を切る。
マイキーの拳がイザナの溝にはいった。
「なんでそんなんになっちまった！？なんで兄弟を愛せない！？」
「お前さえ心を開けばエマも俺も快く受けいれた！！」
「なんでだよイザナ！！」
「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！」
イザナが殴られる。
「真一郎」
「！？」
「エマ」
「なんで…なんで
「お前の負けだイザナ」
「うあぁ”ぁぁ！！！稀咲！！貸せ！！！」
カラカラと稀咲が銃を投げた。
『イザナ…』
「喧嘩まで負けたら全部なくなっちゃうだろ？」
「イザナ…」
「ねぇ、母さん」
「死ねよマイキー」
「それでお前の気が済むんならば」
「どうしたイザナ！？撃てよ！！！撃ってみろ！！」
私は走り出していて、イザナの銃口に頭を当てた。銃を握りながら頭にひんやりとした感触が頭に広がる。
『もう、やめようえ。天竺ん負けちゃ』
鶴蝶が私の後ろから銃を取った。そのまま投げる。
「お前ら何しやがる？」
「イザナ…もういいだろ？」
「俺らは負けんたんだよ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 118人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
右梅(プロフ) - 桜さん» はい！！すいません！更新します！！ (2021年12月31日 10時) (
レス) id: b5181500a7 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - おもしろいです！更新待ってます！！！ (2021年12月30日 8時) (レス) @page23 id: 0340ae7b1d (このIDを非表示/違反報告)
右梅(プロフ) - えななんさん» わぁぁぁ！！ありがとぉぉ、ほんとにコメント毎回ありがとう！！頑張ります (2021年9月14日 11時) (レス) id: b5181500a7 (このIDを非表示/違反報告)
えななん(プロフ) - 新作おめでとうございます！こちらも追います！更新頑張ってください！ (2021年9月14日 11時) (レス) id: 15071f4cc5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えすめ | 作成日時：2021年9月14日 10時
