【ヒプマイ】姉なんです。【山田家】

20話 ページ23

二郎side

"おやすみ、二郎。"

姉さん、今日は帰ってこないのかな。

兄ちゃんとチームを組めた事、

伝えたかったんだけどなぁ。

姉さんは、いつも遅い時間に家を出ていってしまう。

そして朝も帰っていない。

朝も夜もいない。

昼は俺が学校だから会えない。

帰って来たとしても、

姉さんは俺達が話す間もなく自分の部屋へ

戻ってしまう。

でも、よくよく考えたら俺らが悪いんじゃないか。

俺らが突き放したんじゃないか。

姉さんが話しかけてくれても、

冷たく接したのは俺らじゃないか。

それで悲しくなってんのって、ずりぃよな。

きっと、姉さんはもっと辛かったよな。

兄弟とはいえ、俺らは男だ。

男三人からの威圧はさぞかし怖かっただろう。

そういえば俺、姉さんにちゃんと謝ったか？

今までごめんって、ちゃんと言ったっけ。

言ってねぇよな。

姉さんが帰って来るまで、今日は絶対寝ねぇ！

そんでちゃんと謝って、

兄ちゃんとチームを組めた事、

その嬉しさと不安を、

姉さんに打ち明けたい！

チームを組んだ事に対して、

姉さんはどんな風に捉えるのかも、

意外と気になるなぁ....。

なんて言われるんだろう。

やめろって言うかな。

頑張ってって言われるかな。

どっちにしろ、今日は姉さんと

ちゃんと会話するまで、絶対寝ない！！

てことで、まずは風呂に入って、

飯食って、

好きなことして待ってよう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

更新が遅くなり、

本当にごめんなさい！！

やっと！やっとテストが終わりました！！

これで思う存分小説を更新できます！

間が空きすぎて、

姉さんの口調などが迷子状態になると思いますが、

馴れるまで少々お待ち下さい。

これからも、【姉なんです。】を

よろしくお願い致します。

21話→←またまた読者の皆様へ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す