その92by歌詞無 ページ14
千亜希「こんなに辛いなんて…。だから…
死んで?」
私はそんなこと思ってない!こんな事…。
〖また…自分の意思と違うことが…。〗
…?誰?
〖メルクーリオ…。〗
メルクーリオ…?
〖誰も傷付けたくない…。人々が悲しむのは嫌だ…。〗
メルクーリオはそう言った。
〖人々が皆笑って暮らせる場所に…したかったはずなのに…。何故…こうなってしまったのだ…。〗
…じゃあ…私が変える!
〖本当か?任せて良いのか…?〗
もちろんだよ!任せて!
そう言うとゴオッと強風が吹き、メルクーリオの姿はなかった。
私はみんなに語る。『人間』が何のために生み出されたか…。
千亜希「人々は笑う。誰かの喜びを分かち合うため…。」
カスタマー「何を…おっしゃっているのです…?」
千亜希「人々は泣く。誰かの悲しみを打ち消すため…。」
クロハ「何言ってんだよ…?」
千亜希「人々は怒る。犯してはならない過ちを防ぐため…。」
周りのみんなは何を言ってるのかさっぱりって感じだった。
千亜希「私は邪神なんかじゃない…。1人の『人間』だッ!
その言葉と共にメサイアと分離する私の体。
美音「千亜希ちゃん…!」
零「千亜希ちゃん…!」
フラウィー「チッ…。もう少しだったのに…!」
千亜希「さあ…
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:理想郷project製作委員会 x他3人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2018年6月8日 18時