その216by歌詞無 ページ45
霞達がボロボロで意識のない歌詞無と歌留多、紅華様を連れて怪我だらけで帰ってきてから1週間が経った。
ジョースター家で休ませてはいるが、誰一人目覚めない。
霞「いつ起きるんだよ…紅華…歌詞無…歌留多…」
霞はずっと3人のそばにいる。
私達は部屋の外から見ているだけ。
暁「主様…ずっと寝てないね…」
藍華「目の下のクマやばーい!」
神威「本気で起きるまであそこにいるつもりかなぁ?」
海華「主様ならやりそうだよ…」
舞「ご主人…ご飯もちゃんと食べてくれないんだよね…」
サハラ「飯くらいしっかり食えばいいんだが…
あの3人が心配で食事も喉を通らないんだと。主のこういう頑固なところが困るんだよな…」
歌湊魅「さっき歌音と声掛けたら睨まれたよ…」
歌音「怖かった…」
ガラシャ「だが歌詞無と歌留多には早く目覚めて欲しいものではあるな。」
神威「あぁ…そっか…歌音とガラシャは歌詞無と歌留多の従姉妹だっけ。優しいねぇ…」
色華「主様には睡眠の時間が必要だよね…
まずあそこからひっぺがさなきゃ…」
ステラ「けど咲楽咲夜もバイト中だよ?」
イデア「メイドさ〜ん」
歌琉来「あ〜ジョースター家でメイドのバイトだっけ?」
「霞に負担をかけすぎたか…私がもっと早く目覚めていればこんなことには…」
暁「……ねぇ……」
藍華「さっきから気になってるんだけどさー!」
神威「あぁ…私も気になった。」
海華「うん。」
分身達「貴女/貴様/お前は誰/だ?」
見事にハモるあたり、霞の分身だな。
「なんだ?貴様らとは初対面だったか?」
同じタイミング、同じリズムで激しく頷く分身達。
私はため息をつき、口を開く。
リオン「我が名はリオン。アザミの娘、
霞の前世だ。」
驚いた表情を浮かべ、顔を見合わせる分身達。
驚き方まで霞と同じとはな。
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作者名:理想郷project製作委員会 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2019年1月7日 17時