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その197by歌詞無 ページ26

そっか……そうだ……

霞「そうだね。」

ギアッチョ「お前を信じて来てんだからお前も信じてやれよ。」

霞「うん。」

……否定しろ。

光達の心を拒絶した『私』を……

光達は私を信じてくれた。それだけでいいじゃないか。

霞「MyWorld」

《はい。》

霞「私の声を光達に届くように……そうだな……

スピーカーみたくできるかな。」

《可能です。》

霞「よし。やるか。」

ポケットからスマホを取り出し、『ある曲』をかけて歌う。

〜♪

霞「運命の女神様が目を止めた

なんて可愛い赤ん坊だこと

『そうだわ あの子に魔法をかけて遊びましょう』」

《『罪の名前』ですね……

なるほど……歌なら皆さんに届くかもしれません。》

メローネ「……届くといいね。」

ギアッチョ「……そうだな。」

《その歌声が届く事は……ない…!》

ほら。やっぱり反抗期だ。

私をみんなの元へ返さない気だ。

霞「くぼんだ両目 痩せぎすな身体

私を見れば誰もが言うのです

『化け物!お前は同じ人間じゃないんだよ』

と 悲しいなんて思わない

だって 思えばほらまた涙が溢れてくるわ」

歌いながらベイビィ・フェイスと戦うことにした。

壁を走り、ベイビィ・フェイスの頭上からラッシュを炸裂させる。

霞「もしも願いがひとつ叶うなら

世界でたった一人だけの友達を

『生きることは素晴らしいこと』

そんなふうに私も思ってみたい」

光。琉華。琉那。真桜。ジン。ラグナ。聴いてる?

私の声が届いてる?

私はここにいるよ!待ってるよ!

だから来て!迎えに来て!逢いに来て!

必ず……ここへ!









━━━━━━━━━━━━━━━

リゾット「…?なんの音だ…?」

〜♪
「もしも願いがひとつ叶うなら」

光「『罪の名前』…?」

琉華「霞ちゃんの声だ!」

琉那「無事だ……良かった…」

真桜「どこで歌ってるの…?」

ジン「今は目の前の敵に集中しろ!」

リゾット「やらせん…!メタリカ…!」

琉那「それはこっちのセリフだっての。

暗殺者(アサシン)!」

《『メタリカ・キャンセラー』》

リゾットの目の前に現れたのは黒髪ロングヘア、赤い瞳、黒の赤の着物で狐の耳と九尾の尻尾の少女の(ヴィジョン)

リゾット「メタリカが出ない…!?」

琉那「アサシンの能力は『命を奪う』と





『あらゆる能力を無効にする』」





真桜「森精種(エルフ)!」

《無駄無駄ぁッ!》

ラッシュが炸裂し、リゾットは後ろへ飛ぶ。

真桜「手加減はしてあるから。」

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作者名:理想郷project製作委員会 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2019年1月7日 17時

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