星達と少女 ページ3
花京院…と名乗った『人間』は他の方にも紹介したいと言って部屋を出て行った。
私は…考えていた。1人残されたこの部屋で。
私は…何故ここにいるんだっけ…?…あぁ…そうだ…『彼』に言われて…。
『ジョースター達の抹殺』
それが今回の私の目的…。
花京院「お待たせしました!A!」
A「…。」
花京院「A?どうかしましたか?」
はっ!『A』って私の事だったわ!すっかり忘れていたわ。
A「少し考え事をしていただけ…。ごめんなさい…。」
少し笑って見せた。
花京院「いえ。いいんですよ。皆さん。彼女、名前はAと言うらしいですよ。先程目が覚めたんです。」
「なァんかおめえテンション高くねえか?」
花京院「そうですか?」
A「花京院…その人達は…?」
話が前に進まないので、自己紹介。←
A「A…。」
花京院「僕は済ませています。」
ジョセフ「わしはジョセフ・ジョースターじゃ。」
承太郎「孫の空条承太郎だ。」
ポルナレフ「俺はジャン・ピエール・ポルナレフ。よろしくな。A。」
アヴドゥル「モハメド・アヴドゥルだ。」
花京院「そう言えば、A。苗字はなんて言うんです?」
苗字…?
A「そんなもの…与えられていないわ…。」
私がそう言うと、皆驚いた顔をしていた。私にはそれが不思議に思えた。
何故?『人間』は皆、苗字を持つものなの?
A「ふぅ…。そうね…それじゃあ、『A・イデア』って名乗る事にするわ。」
『イデア』…それは『私達』の言葉で『悪魔』だとか、とにかく悪い意味を持つ言葉…。
今の私にはぴったりね。
勝手なことして…『彼』は怒るかしら?
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作者名:歌詞無 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2018年5月12日 22時