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妖が8体 ページ8

貴女side

典「ミニーなら、これですけど……」

典子さんがミニーを持って来てくれた。

典「この家に引っ越してきた直前に兄が買ってやったんです。」

ナ「……礼美ちゃんの様子が変わったのはそれ以前?以後?」

典「後、だと思います……」

ナ「紅葉、何か感じるか?」

貴『うん、ちょっと貸して。』

ガチャッ

私がミニーに手を伸ばしたらドアが開いて礼美ちゃんがいた。

礼「返して!ミニー返して!触らないで!」

礼美ちゃんはミニーを取ろうとする。

ナ「礼美ちゃん、ミニーとお話が出来るんだって?」

礼美ちゃんは俯き……

礼「誰も触っちゃダメ!」

そう言い部屋を出ていった。

・・・

夜になり、麻衣と典子さんがミニーを持って来てくれた。それをある部屋のベッドに置き様子を見る。

法「これがミニーか〜、よくチビちゃんが貸してくれたなぁ。」

貴『寝てる時に持ってきただけだけどね。』

麻「何か、気味悪いね……」

法「まぁな、人形って言うのは元々人の魂を閉じ込める器だからな。魂が無くて中が空っぽだから、憑依されやすいんだよ。」

貴『しかもミニーには本当についてるからね。』

法「で、今から一体何やろってんの?」

すると、ナルさんが立ち上がった。

麻「ナル?」

ナルさんはモニターを見ている。

私も見てみると……

貴『ミニー……』

ミニーが座っていたのに倒れていた。
そして、引きずられベッドから落ち首が取れる。

麻「いやぁぁぁあああ!!!」

貴『…………』

も「…………」

暫く経つと、モニターが消えた。

ナ「エラーだ……」

坊さんはミニーがいる部屋に向かい、わたしと麻衣も向かう。

部屋に着くと、ミニーは元通りになっていた。

麻「どうゆうこと……?」

法「最初に見たまんま座ってやがるぜ……」

貴『別に良くあること。』

ナ「紅葉の言う通りだ、霊は機械と相性が悪い。」

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アニメlove - 面白かったです。此れからも更新頑張って下さい! (2017年7月18日 18時) (レス) id: 59a59afc7f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:♪リズム♪ | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2017年6月6日 1時

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