『ゴーストハント×少年陰陽師』最強少女は清明の子孫でした。～人形の屋敷編～ (ページ2)

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妖が2体ページ2

貴女side

麻「紅葉、礼美ちゃんの所行かない？」

礼美ちゃんか……

貴『うん、行くよ。』

麻「やった！」

・・・

も「なぁ、子供の霊どうする？」

貴『様子見かな……まだ悪い霊とも限んないし。』ﾎﾞｿｯ

も「もし悪い霊だったら？」

貴『その時はまた考えるよ』ﾎﾞｿｯ

も「了解、着いたみたいだぞ！」

典子さんがドアを開ける。

典「礼美、おやつよ、麻衣ちゃんと紅葉ちゃんも一緒｡」

麻「こんにちはー！」

貴『こんにちは』ﾆｺｯ

礼美ちゃんは本を読んでいた。
人形を持ってこっちに近づく。

ん……？

も「紅葉、あの人形……」

貴『うん、霊がいるね。』ﾎﾞｿｯ

礼「こんにちは。」

人形の手を差し出す。

麻「こんにちは〜、お名前は？」

麻衣は人形と握手をしながら聞く。

礼「ミニー！」

ミニー……か。

典「礼美、ご本を読んでたの？」

その時、礼美ちゃんが怯えたような顔をした。

貴『礼美ちゃん？』

も「どうしたんだ？」

麻「ほら、おやつ食べよ。」

礼「礼美……いらない。」

……？

・・・

またナルさんが暗示をかける。
今回はガラスの花瓶にするらしい。

～ベース～

ナ「動きは？」

リ「ありません。」

バタン！

勢いよくドアが開いた。香奈さんだ。

香「ちょっと来て！」

香奈さんに連れられてきたのは礼美ちゃんの部屋。そこは、家具が全て斜めになっていた。

香「礼美ちゃんを寝かしつけに着たらこうよ？どうゆう事、こうゆう事が収まるように来てくれたんじゃ無いの！？」

も「そんな直ぐには無理だろ……」

綾「その子がやったんじゃないでしょうねぇ？」

貴『出来るわけ無いでしょ、人間業じゃないよ。』

綾「ちょっと言ってみただけじゃない……」

礼「礼美じゃないよ……？」

麻「うん、違うもんね。」

典「きゃああああ！！」

全「！？」

典子さんの声が聞こえた部屋に駆け付ける。
そこは、家具が全て逆さまになっていた。

麻「カーペットも裏返しになってる……」

法「ポルターガイスト決定だな。」

綾「犯人は地霊よ、明日にでも私が祓ってやるわよ。まぁ見てなさいって、おやすみ〜」

そう言い巫女さんは部屋を出た。

も「できるのかね……」

貴『多分出来ないよ、ここの霊は手強そうだから。』ﾎﾞｿｯ