10話 修学旅行の時間 ページ43
「渚、優梨、班の人数揃った？」
「片岡さん」
「決まったら学級委員の私か磯貝くんに伝えてね」
「班？」
『来週の修学旅行』
「あたっ」
ペシンと京都のパンフレットを渡すと「あ、修学旅行」と思い出したように言う渚
「全く…。3年生も始まったばかりのこの時期に、総決算の修学旅行とは片腹痛い。先生、あまり気乗りしません」
「「ウキウキじゃねーか!!」」
「たかだか修学旅行に荷物デカすぎ!!」
「明らかに必要ないもの入ってるし!!」
「…バレましたか。正直先生、キミ達との旅行が楽しみで仕方ないです」
「…殺せんせーってあんなの？」
『…聞くな』
テストの次は修学旅行、暗殺教室でも行事の予定は目白押しだ
「知っての通り、来週から京都2泊3日の修学旅行だ
キミ等の楽しみを極力邪魔はしたくないが、これも任務だ」
「てことは、あっちでも暗殺？」
「その通り。京都の街は学校内とは段違いに広く複雑。しかも…君達は回るコースを班ごとに決め、奴はそれに付き添う予定だ
スナイパーを配置するには絶好のロケーション
既に国は狙撃のプロたちを手配したそうだ
成功した場合、貢献度に応じて100億円の中から分配される。暗殺向けのコース選びをよろしく頼む」
「「はーーーーい」」
教室に戻り、みんなで班決めを場合開始する
「カルマくん！優梨！同じ班なんない？」
「ん、オッケー」
「ええー、大丈夫かよ、カルマ。旅先で喧嘩売って問題なったりしないよな？」
「へーきへーき。旅先の喧嘩はちゃんと目撃者の口も封じるし、表沙汰にはならないよ」
「おい…。やっぱやめようぜ、あいつ誘うの」
『うわぁ、何気に写真撮ってやがる』
「うーん…。でもまあ、気心知れてるし…なんかあれば優梨がいるし」
『私をストッパーに使うな』
「あてっ」
スコーンと丸めたノートで渚の頭を叩いた
「で、メンツは？渚くんと杉野と茅野ちゃんと？」
「あ、奥田さんも誘った！あとは、宇髄くんたちもだよ！
殺せんせーは、なんか優梨ちゃんと仲良いしその方がいいんじゃないかって！いきなりクラス変わって大変だろうし、慣れてる人と一緒にいた方が大丈夫だろうって」
『私への迷惑は考えてないな？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 93人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ツナミカワ(プロフ) - 誤字脱字が多いですよ。それと夢主以外誰がしゃべっているか分からないので分かりやすいように磯貝なら磯貝「」磯「」とかして欲しいです (2020年4月26日 2時) (
レス) id: f27e09d3f8 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 絵理奈さん» 本編が進むにつれて、それは深く掘り下げられます…。多分です！ (2020年4月22日 14時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
絵理奈(プロフ) - 本気で、夢主が虐められるってのは？集団虐め (2020年4月22日 1時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年4月21日 12時
