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4-3 ページ19

お姉さんの手を引きながらズンズンと歩いていくのに、こいつはわざわざ前に回り込んでくる









「ごめん!な、あいつら追っ払ったし、許してくれよ」

『知らない!!』

「優梨〜、なー?お願い、な、優梨」









顔を背けていれば、「優梨…」と耳元に口を寄せてきた









「俺、ピンク好きだよ?」









パァァアアァン









『さっ、お姉さんどこの学校ですか?』

「えっ、えぇと…いいの?アレ」

『いいのいいの!お姉さん、送るから』

「優梨…今度は白とか黒に」

『テメェが失せろ』









いまだに追いかけて来るのを無視していると、「えっと、椚ヶ丘中学の行き方はご存知?」と聞かれてパチパチと目を瞬かせる









『ちなみに、何組とかありますか?』

「E組」

『じゃ、お前とはここでおさらばだ。お姉さん、私が案内するね』

「え、えぇ?」

「優梨、頼むマジで俺が悪かった。どんな下着の色でもお前は可愛い」









パァァアアァン!!!!









ヤツの顔に平手打ちを2回見舞ったあと、お姉さんを連れてE組の旧校舎へ向かい、職員室に無事に送り届けた









「おはよー」

『おはよう、カルマ』









カルマとは席が隣で比較的にクラスの奴らよりも仲が良い







まぁ、中学1、2年と同じクラスならば仕方ないだろう









「なんか遅かったけど、なんかあったの?」

『美人な外国人のお姉さんを案内してた』

「ナンパ?」

『ナンパされてたのを救けて、一悶着あって、なんとかなってきた』

「おつかれー」

『いぇーい』

「朝から元気だね…」









今朝のことを渚とカルマに話すと、「宇髄、ご愁傷様」という言葉が投げかけられた




え、なんで?









「…今日から来た外国語の臨時講師を紹介する」

「イリーナ・イェラビッチと申します。皆さんよろしく!!」

(えーーーーー…そんなのがいいの?悪趣味)









コンビニで買ってたガムを噛みながら、イリーナ・イェラビッチというあのお姉さんにちょっとがっかりする









「本格的な外国語に触れさせたいとの学校の意向だ。英語の半分は彼女の受け持ちで文句は無いな?」

「仕方ありませんねぇ」

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ツナミカワ(プロフ) - 誤字脱字が多いですよ。それと夢主以外誰がしゃべっているか分からないので分かりやすいように磯貝なら磯貝「」磯「」とかして欲しいです (2020年4月26日 2時) (レス) id: f27e09d3f8 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 絵理奈さん» 本編が進むにつれて、それは深く掘り下げられます…。多分です! (2020年4月22日 14時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
絵理奈(プロフ) - 本気で、夢主が虐められるってのは?集団虐め (2020年4月22日 1時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2020年4月21日 12時

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