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日没まで後15分と迫った
藤井「だいぶ暗くなって来ましたね…」
「日没まで後15分もありません…」
蘭「日没なんて…」
園子「日没なんて関係ないでしょ‼ずっと捜してよ‼」
蘭「見つかるまで音風姉を捜してよーーっ‼」
声を張り上げた2人に自衛官は嫌々に言葉を発した
「そうしたいのは山々だが…」
「この時期、日没少し前の5時になると、水温が急激に下がるんだ…だから、5時以降に発見できたとしても…」
蘭「‼そ、そんな…」
園子「いや、いやぁ、嫌ぁぁ‼」
涼太「そんな…(オレは、なんでここにいるんだよ…‼)」
“音風、オレは…お前が好きだ”
“ぇ…?”
“言っとくけど、オレ諦めたわけじゃねぇから
プロリーグに入ってお前の隣に立てるぐらいいい男になってやる、んでもって惚れさせてやる”
“涼ちゃん…”
“…もっかい言っとくけど、オレはお前が好きだから、諦めない”
涼太(今度こそって…)
“涼ちゃんのバァカ”
“お前を失いたくない…‼”
“……私はいなくならない”
“ぁっ…”
“涼ちゃんやリー君のためにも…あの人のためにもいなくなったりしない”
涼太「音風…‼」
リー「お願いだから…‼音風‼」
涙を流し崩れ落ちる2人は本当に音風を大切にしていると見える
コナン(ヤベェ‼もう海水温が下がり始めてるのか⁉)
コナンは、腕時計を見ると、もうあと2分でを切ろうとしていた
コナン(クソォ…時間がねえ…何かいい方法はねえのか、‼、…時計⁉そういや姉ちゃん、光彦から…「何でだよー‼」⁉」
何かを思い出したコナンは子供達の声にハッとした
元太「何で捜すのやめんだよー‼」
光彦「絶対見つかりますから‼」
歩美「諦めないでー‼」
光彦「この船ってすごいんですよね⁉」
歩美「そうだよ‼なんとかしてよ‼」
元太「海の名探偵なんだろ?」
コナン「‼(海の…)」
安室(名探偵…‼)
子供達の声に何か気づいた2人は、あるレーダーを思い出した
安・コ(そうか‼このイージス艦のレーダーなら…)
艦長「本艦は
「「‼」」
艦長「舞鶴港へ帰港…「「電波時計だ‼」」!」
コナン「姉ちゃんは電波時計をしてる‼このイージス艦なら、その電波くらい拾えるだろ⁉」
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月23日 22時