検索窓
今日:40 hit、昨日:2 hit、合計:67,695 hit

78話 待ち合わせは喫茶ポアロで ページ7

「典悟⁉しっかりして典悟⁉」

女性が駆け寄ろうとすると、平次、コナンが制した

平次「アカン‼」

コナン「触っちゃダメだ‼」

「え?」

平次「こら殺人事件や!」

『むやみやたらに触って現場を荒らしてはいけません…すみませんが、椅子に座っていて下さい』

「は、はい…」

『って事で、涼ちゃん‼救急車と警察‼「もう呼んだ」流石』

息の合い方も良いと言ったところだろう
涼太はすでに警察と救急車を呼んでいた

安室「どうやらまだ…殺人未遂事件のようですね…」

『とりあえず、タオルで止血しますか…』

コナン「はい!これ使って!」

『サンキュー、平次君は現場の内容を確認して私に知らせてね』

平次「おう、任しとき‼」

グーサインを出し、音風に男性の事を任せた平次は、辺りを見回した

平次「こないな長い刺身包丁で刺されたんやから…即死か思たわ…けど、警察呼ぶまでもないで…この兄ちゃんが刺された時、オレのホオにも血ィ飛んできたし…」

コナン「ボクの眼鏡にも…姉ちゃんのスマホにもね」

『げっ‼マジ?』

コナン「マジ」

『色』

コナン「黒ベースのケース青」

『仕事用ね、……ってアカンやん‼』

平次「大阪弁になっとる…」

止血を終わらせた音風がコナンから、自分のスマホをハンカチで包んで受け取り、ぶーたれた

『もー、最悪』

コナン「仕事の依頼とか?」

『そ、もろもろ機密情報ばっか入ってんの』

カタリとテーブルにスマホを戻した音風は、涼太のもとに駆け寄る

『大丈夫?』

涼太「あ、ああ…」

ーーーーー
ーーー


目暮達がポアロにやって来た
一同は現場検証とためにポアロの中で事情聴取を行なっていた

平次「おい工藤…姉ちゃん」

『ん?』

平次「何者や?あの男…ただの喫茶店の店員とちゃうやろ?」

コナン「ああ…あの人は…」

『私の…』

涼太(私の?)

2人が安室の正体を平次に話そうとすると、「シィ〜…」と人差し指を立てウインクする安室がいた

平次「ん?「あの人は」…何や?」

『あ、だから…』

コナン「た、探偵だよ…小五郎のオッチャンに弟子入りしてたぜ?」

『わ、私と仕事仲間ってとこかな』

平次「何や…あのボケナスの弟子かいな…」

涼太(ボ、ボケナス…)

平次の言葉に涼太が頬をヒクつかせて笑っている

『(ま、私と同じ“ゼロ”に所属してるなんて…勝手にペラペラと話して良いわけないし…かと言って降谷さんは潜入捜査官…いつどこで組織の人間が聞いてるかわかんないし)』

78-2→←77-4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月23日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。