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“個性”の話にやっと区切りをつけたその時、大きな警報音が鳴り響いた
アナウンスでセキュリティ3が突破されたと言われ、速やかに屋外へ逃げろと言われる
『屋外、ねぇ？』
何かが入ってきたとなれば、侵入者は外から来たことになる
そんな奴と鉢合わせになる可能性のある屋外に、生徒を逃すことがおかしい
「あ、青子ちゃん!?」
席を立ち、壁に足をかけてタンタンと交互に足をかけて飛んでいく
(確か、職員室は…)
階段を駆け上がり、長い廊下を急ぎ足かつ足音をなくして走る
ヒタッ…と職員室前まで来ると、そのまま耳を澄ませる
私、耳がいいんだよねぇ
「これですね…」
「カリキュラム…パクっていこう」
カリキュラム？
生徒側のか？
いや…
「…誰？」
ドクンと心臓が音を立てる
ｶﾞﾗｯ
「どうかしましたか？」
「…いや、誰かいた気がしたんだけど…いない」
ドキドキと早鐘する心臓を落ち着けるように静かに呼吸をする
あいつら、敵だ
雄英の警報機が作動したのは、作動させたんだ
奴ら、欲しいものを奪っていった…
数分してから、職員室に入ってみるともぬけの殻で誰もいない
荒らされた様子もなく、なにを盗まれたのかわからない状況
ただわかっているのは、奴等が敵でこの雄英に何かちょっかいをかけようとしているということだけ
落ち着け…今この現状、私が敵がいたと言っても誰も信じない
初日からたんかきって先生を怒らせた
信じたとしても、半分は疑い、聞き流すだろう
言っても仕方ない…
いや、でも本当に奴らが雄英に危害を加えにきたら？
私は黙って目を瞑っていたことになる
『…どーしよ』
言うのは簡単だけど、相手が相手だし、どんな奴等かちゃんと見れてない
そもそも、見つからずにいれたことが奇跡に近い
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氷河吹雪(プロフ) - し、し、し、士郎！？ま、まさか..隼人君もいて、天城君ってことは...まさかのですか？ (2021年9月30日 0時) (
レス) @page2 id: 1c9fee35a9 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - さうさん» うお、ほんとですねありがとうございます！ (2021年1月17日 14時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
さう(プロフ) - 凄い面白くて一気に読んでる最中です！！兄紹介の隼人さんの身長の所が焦凍になっちゃってます！ (2021年1月17日 14時) (レス) id: c9dfe6b4d6 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 夜桜さん» ありがとうございます！更新頑張ります！！！！ (2020年3月11日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 三毛猫さん» ありがとうございます！更新早いですが、よろしくお願いします！ (2020年3月11日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年3月7日 22時
