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結局、敵のことは先生には言えずじまい
どうでもいい話、委員長は飯田になった
あの後、混乱する雄英生を鎮めたのが飯田だったらしく、緑谷は委員長を降板し飯田を推薦した
「委員長の指名ならば仕方あるまい!!」
「任せたぜ、非常口!!」
「非常口飯田!! しっかりやれよー!!」
こうして、飯田が委員長になった
家に帰って今日のことを兄さんたちに説明するかどうかを悩んでいると「ただいまー」と士郎兄さんが一番乗りで帰ってきた
『おかえりー…』
「ん？元気ねぇな、どうかしたか？」
『…なんでもないんだけどねー』
「…？」
ボスンッと買ってもらったイルカのぬいぐるみを抱っこしていると、グシャグシャと髪の毛を撫でられた
『ちょっ、何やって…』
「俺とお前の間に隠し事は？」
『…なし』
「ん。ほら、説明しろ」
『わ』
軽々と抱っこされ、ストンと兄さんの足の間に収まる
「何があったんだ？」
『…今日、雄英の警報機が作動したの』
「うん」
『それで、屋外に逃げろって言われたから、私不審に思って職員室に向かったんだけどさ』
「おー」
『そしたら、職員室に2人組がいて、多分アレ敵なんだ思う』
「は、まじか!?」
『多分ね。まだ断定したわけじゃないから、強くは言えないけどなんか盗んでったみたいで…でも、何を盗んだのかわかんなくて…』
「それ、先生には言ったのか？」
『…言ってない。担任にたんかきって喧嘩売ったし…』
「…やらかしてるなぁ、お前」
『う〜〜〜〜』
びょーーーんと伸ばされる頬
「…警戒態勢、俺から伝えとく」
『ん…』
ガッチリしてる体付きに、女の人っぽい顔つきだから顔だけは美少女って学生の頃からかわれていたらしいけど、それをも覆す口の悪さのおかげで、そんな噂はすっかり消えた
「あれ!!? 青子ちゃん寝てる!?」
「うるせぇぞ、尚哉。静かにしろ、さっき寝たんだ」
「青子、最近眠れてなかったのか？」
「さぁな。疲れてんのは当たり前だろ。毎日遅くまで起きて朝早く起きてんだからな」
「士郎。運んでやれ」
「おう」
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氷河吹雪(プロフ) - し、し、し、士郎！？ま、まさか..隼人君もいて、天城君ってことは...まさかのですか？ (2021年9月30日 0時) (
レス) @page2 id: 1c9fee35a9 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - さうさん» うお、ほんとですねありがとうございます！ (2021年1月17日 14時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
さう(プロフ) - 凄い面白くて一気に読んでる最中です！！兄紹介の隼人さんの身長の所が焦凍になっちゃってます！ (2021年1月17日 14時) (レス) id: c9dfe6b4d6 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 夜桜さん» ありがとうございます！更新頑張ります！！！！ (2020年3月11日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 三毛猫さん» ありがとうございます！更新早いですが、よろしくお願いします！ (2020年3月11日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年3月7日 22時
