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『私がどうこう言おうと、あの人は力でそれをねじ伏せる
そういう人なんだよ、そんな人がヒーローのNo.2なんて認めたくない。認めちゃいけないんだ
あの人は、私の声なんて聞いてくれない…!!』
世間だってそうだ
私たちが洗脳されていると言っている
「…なんで誰も…私たちの言うこと、ちゃんと聞いてくれないんだろ」
「…空には、わかりやすい「最悪の結果」が浮かんでる
中学生と世界の首脳と、どっちの言うこと信じるかは明らかでしょうよ」
ニュース見る限り、私たちは世間から涙を流されている
可哀想だとか、なんだとか
なんで、なんで私たち、赤の他人から可哀想扱いされてるの？
私たちは、普通に生きてきただけで、普通に先生と生徒同士で過ごしてきただけなのに
ｶﾞｺｫﾝ
「烏間先生!!」
『(ﾊﾞｯ!!!』
烏間先生が、私たちがいる部屋に入ってきた
「…お願いです、出してください。行かせてください、学校に」
「そースよ!! 烏間先生ならここから俺等を出せるでしょ!!」
烏間先生の立場でそれができるかは微妙だ
「キミ等が…焦って動いて睨まれた結果がこの監 禁だ。こうなっては、俺も何もしてやれない
行きたければむしろ待つべきだったな
警備の配置が完了して持ち場が定まれば、人の動きは少なくなり油断も生じる。5日目以降…といったところか、そこまで待てば包囲を突破できたかもな
いや、万が一麓の囲いを抜けれても、山の中でバリアの中に入る前に捕まるだろう
山の中を守るのは…キミ等を拉致した精鋭部隊だ
「群狼」の名で知れ渡る傭兵集団、ゲリラ戦や破壊工作のエキスパートだ
30人にも満たないが、世界中の山岳や密林で恐れられた彼等は、少人数で広い山中を防衛するにはまさに適任だ
そしてそんな猛者たちのリーダーが…「神兵」と渾名されるクレイグ・ホウジョウ
素手でライオンを引きちぎるという戦闘力に加え…地球上のあらゆる戦場で経験を蓄えた最強の傭兵だ
さっき初めて直に見たが…あれは異常だ。どう考えても俺の3倍は強い」
やっぱり…
「戦闘でひとたび奴を本気にさせれば勝ち目はない。だから、もう諦めろ」
「嫌です!!」
『…渚』
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al8056(プロフ) - あれ？渚の両親って離婚じゃなくて別居じゃなかったですか？勘違いだったらすみません (2021年1月23日 12時) (
レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
世阿弥 - がんばってください！！！！ (2020年12月13日 18時) (レス) id: 6e54989a60 (このIDを非表示/違反報告)
ササクラ(プロフ) - 眼がチカチカする、、、、 (2020年6月14日 15時) (レス) id: 27331d7b4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年2月24日 11時
