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『任務に差し支えるし、掴まれたら終わりだなぁって思って切った』
「だっ、だとしても…！」
「1回も切ってなかった綺麗な髪の毛が〜〜〜〜!!!!」
オロロンと泣く善逸に『軽くなってよかったけど』といえば「馬鹿じゃないの!!?」と叫ばれる
そりゃ、切った後しのぶさんがびっくりしてたし、冨岡先生も目を見開いてた
「でも、いいのか？」
『何が？』
「髪の毛」
『…いいんだ。もう、吹っ切ろうと思ってたし、だからさ炭治郎』
「？」
．
.
．
宇髄side
「何？」
「だから、竈門と小野宮がデキてるって話だぜ」
「…マジか？」
「らしいなァ」
1週間前の風邪のせいで、竈門と小野宮の仲は良いのがわかったが…マジ？
「まぁ、本当かどうかは知らねェがな」
「ふーーーーん」
…つまらん
廊下に出てみれば、竈門と小野宮が仲良く歩いている
「よぉーーー」
「あ、宇髄先生」
『！』
「!?」
小野宮の変化に気づき、「おまっ…その髪！」と言えば『あぁ』と思い出したように髪の毛に触れる
『軽くなってスッキリしましたけどね』
「そう言う問題か!?」
『あの、それで何か？』
さほど気にしていない小野宮に「あ、あぁ」と俺は2人に視線を落とす
「お前ら、付き合ってんのか？」
「え？」
『…は？』
「職員室でも噂になってるぞ？」
「付き合ってるって…誰が？」
「竈門と小野宮」
「え!? ただ俺と奏多は任務の対策として…」
「？」
『…宇髄先生、ちょっと』
「あ、おい！」
小野宮に手を引かれ、向かった先は屋上
「で、なんなんだよ」
『私と炭治郎が付き合ってるっていうウワサは全くのデタラメです。
私と炭治郎はここ最近の任務のために一緒にいるんです』
「？」
『…フワリとだけ知ってると思いますが、鬼が単独行動から結託共闘へと徐々に成長しているんです
もちろん、1匹1匹の鬼は弱いですし、私たち1人でも倒すことは可能です
ですが、ここ最近人が襲われることが徐々にですが増えてきています
昼間は動かず、夜の繁華街の路地裏にたまった人間を襲うように、鬼が頭を使うようになったんです
今までの鬼はただ単に人を襲えればそれでよかったんですが、今は違います
確実に群れで行動し、さらには考え始めています』
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ゆく(プロフ) - 新作の最後の行をみて思わず「出る予定ないのかよ！！」って言ってしまった… (2020年4月14日 19時) (
レス) id: 50396735f7 (このIDを非表示/違反報告)
因幡 - クラスのみんながカラスになってます。 (2020年4月12日 16時) (レス) id: c0af763869 (このIDを非表示/違反報告)
夜霧 - とても面白かったです新作楽しみにしています！ (2020年4月11日 23時) (レス) id: 21c084ba7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年4月9日 12時
