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拍子抜けする奥入を、海風は心の中で否定した
(どう考えても、彼らの動きがおかしい
帝国イレブンは40年間無敗でい続けたほどの実力は、私たち旧雷門が体験している……!!
影山……、お前は一体、彼らになにをしたというんだ……!?)
日和は自分たちが強くなったと思い、自信が溢れ出ていた
「小僧丸!!」
日和が左足で中央に折り返す
駆け上がった小僧丸が、強く地面を蹴った
「ファイアーーーーーーーートルネーーーーード！」
ﾄﾞｺﾞｫｫｫｵﾝ！
「ヒィイイィ〜〜〜〜!?」
闘士のかけらすら持たない湿川の頭をかすめ、炎をまとったシュートがゴールネットに突き刺さった
開始早々、先制点は雷門だ
「やったぁ！」
雷門ベンチではマネージャーのつくしが、趙監督の子分である李子文とハイタッチしていた
「なんたか帝国学園の選手の動き、おかしくないですか？」
もう1人のマネージャー、生徒会長でもある杏奈は、首を傾げていた
つくしが受ける
「練習しすぎて悲、疲労が残っているんでしょうか？
どう思います、監督？」
「ほ〜っほほほ。一体どういうことなんでしょうねえ？
まあ、そのうち海風さんが解き明かしてくれるでしょう」
「また試合そっちのけで…」
杏奈が呆れる
試合再開を待つフィールド上では、帝国学園のフォワード、佐久間と寺門がもがいていた
「なんだ、このスパイクは……」
「ああ…。まるで泥にとられているようだ……」
そこへ、DFの風丸が近づいてくる
「そのスパイクは、高い空気抵抗を引き起こすように設計されている」
風丸があっさりとタネを明かした
風丸は1年前、フットボールフロンティアを制した雷門のメンバーだった
当時の雷門イレブンは今や少年サッカー協会から「サッカー強化委員」に任命され
全国各地のチームに選手兼コーチとして派遣されている
その風丸は、選手から不評の独裁者・影山に対し、なぜか従順な態度を取るのだった
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こっちん - このお話のシリーズが全て面白かったです！！読んで見てよかったと思いました！！更新を楽しみに待っています！！ (2020年12月11日 21時) (
レス) id: e1802d5515 (このIDを非表示/違反報告)
豪秋(プロフ) - スッゴク面白いです！私も無印派なので、無印キャラとの絡みが凄く嬉しいです！凄く面白い作品なので更新停止は勿体無いです。文才力羨ましい……。これからも更新頑張ってください。応援してます。更新するの待ってます。 (2020年5月22日 20時) (レス) id: abe3eae12b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年9月28日 18時
