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木兎さんへと集められるボール。それを完璧に打ち、点に繋げていく木兎さん
「へいへいへーーーい！」と叫びながらコート内を縦横無尽にボールを打ちこむ姿は、まさにエース
自然と笑顔になる
試合は梟谷の圧勝で今日の試合は終わりらしい
『京治！』
「藍」
『おめでと』
「ありがとう。明日は来る？」
『うん』
「そっか。星海とは話したの？」
『お土産ブースで根笑Tシャツ買ってたよ』
「…それなに」
『エースの心得Tシャツ！』
「また…」
呆れている京治に『なに』とじとりと見ると「そういうの多いよね」と言う
「部屋の普段着、そういうのばっかじゃん」
『いいじゃん、楽だし』
エースの心得Tシャツを見せると「おー！俺もそれ買おっかな！」と、京治の後ろから木兎さんが覗き込むようにしてシャツを見て来た
「どこで売ってた!?」
『あそこの売店です』
「おぉ！赤葦、買いに行こうぜ！」
「はい」
財布とってくる！と走っていく木兎さんを見送り「藍は行く？」と聞いてくるけど、夕方近い時間に『帰るよ』と答えた
「今日はありがとう」
『明日も頑張れ』
手を振って別れると「藍チャン、このあとはどうするの？」と黒尾さんが聞いてくる
スマホを見ると、4時すぎ。帰る頃には晩御飯に間に合いそうだ
『帰ろうと思います。明日も来るわけですし』
「んじゃ、俺らも帰るか」
コクンと頷いた孤爪はスマホを取り出しゲームを始めた。「こら」と黒尾さんが注意するがお構いなしだった
ーーーーー
ーーー
ー
翌日。朝早くから支度をして東京体育館に足を踏み込む
すでにアップをする選手たちの中、観客席でボーッと眺めていると「おはようさん」と黒尾さんと孤爪がいた
『おはようございます』
「早いね〜」
『早起きは慣れてるので』
「研磨、見習ったらどうだ？」
「うるさいな」
むすっとする孤爪に黒尾さんはくつくつと笑っている。Bコートに梟谷が入ってくる
それぞれがアップを始め、スパイクやサーブの練習をしている
「今日はどことだっけ」
『さあ…』
特に気にせず、試合を見ることにした
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紅 - いつも楽しませてもらってます！4話夏なのですが、黒尾が3年と言っている所があります。見間違いであればすみません！ (3月14日 23時) (
レス) @page30 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - もちだんごさん» ひゃー！すみません！ご指摘ありがとうございます！！また修正します！これからもよろしくお願いします！ (3月11日 19時) (レス) id: c458529519 (このIDを非表示/違反報告)
もちだんご(プロフ) - いつも楽しみにしております！5-2話なのですが、本編の一年前であるはずなので夜久さんは3年ではなく2年なのではないかと思います。勘違いであれば申し訳ございません！ (3月11日 17時) (レス) id: 993fbeabfe (このIDを非表示/違反報告)
???(プロフ) - 続きが気になる…！楽しみにしてます！ (2月29日 23時) (レス) @page13 id: bbca191512 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2月29日 11時) (レス) @page12 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2024年2月28日 9時
