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81-4 ページ30

恐いと思うよりも私よりずっと傷ついている




そんな気がしてたまらなかった








おかしいでしょ?


キミの方が私よりずっと頭もいいし、身体も大きくて力も強い



それなのに私は、キミを守らないとと思ってた










私は……なにからキミを守りたかったんだろう









私は、運命からアッシュを守りたかった




アッシュを連れ去り、押し流す運命から













『その時、思ったの…何があってもアッシュを信じようって…たとえどんな事が起こっても、私は…私だけは…』












キミのそばにいるって













キミは、小説に出てくる豹の話をしてくれたよね



その豹は自分が戻れないことを知っていたに違いないと…




私は答えた

キミは豹じゃない






運命は変える事ができるんだ










キミは1人じゃない





私がそばにいる





たとえどれだけ離れていようと、私はキミのそばにいる












(さよならアメリカ…さよならニューヨーク…でも、キミにはさよならは言わないよ、アッシュ
きっとまた会える…どんなに遠く離れていても、キミは私の最高の友達だよ)



















数時間後、私は耳を疑った



















アッシュが死んだ

82話 キミに逢いたい→←81-3



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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2023年4月17日 8時

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