4話 諦めるな、ルフィ！ ページ17
「セレナ〜…」
『もう大丈夫だよ、ルフィ』
不安そうな顔付きのルフィの頭を撫でてやる
あーあ、泥だらけの顔
『泣くな、ルフィは男の子でしょ』
「！」
『だったら、家に帰るまで泣いちゃだめ!!』
「わかった！」
自然と明るくなるルフィの顔
『よし、ルフィ。行こっか』
「おう！」
岩から飛び降り、ルフィと手を繋いでテクテクと歩いていく
「セレナの手、あったけェな」
『そう？』
「おう！」
しししし、と笑うルフィ
「セレナは優しいなァ」
『フフ…』
どこで拾って来たのか、木の枝をブンブン振り回すルフィ
ﾎﾟｲｯ
「あ！」
木の枝は勢い余ってルフィの手から飛んでいってしまう
ﾎﾟｺｯ
ポコッ？
ｶﾞﾙﾙﾙﾙﾙ……
『ル、ルフィ…』
「セレナ〜…」
ヒクヒクと頬を引きつらせ、ルフィと手を取り合う
ｶﾞﾙﾙﾙﾙﾙ！
2人「ぎゃああああああ!!?」
1週間後の夜
「お頭っ!!ダダンのお頭っ!!」
「ルフィとセレナの奴、帰って来やがったぜ!!!」
「コイツら…生きてやがったのかいっ!!」
ボロボロの私たちを見て、山賊のみんなは驚くばかり
ルフィは歩き疲れて私がおんぶをしてる
「まーまーお頭」
「おめェら、一体どこ行ってたんだよ!!!」
「まーまー、お頭。お前ら、どこで何してたんだ」
マグラさんが聞いて来ると、私はルフィをおぶりながら答えた
『…谷の下で狼に…、追いかけられてて…』
「谷底!?何しに行っティたんだ!?」
『ルフィが…谷底に落ちたから…』
「それよりセレナ、怪我の手当て」
『う、うん…。』
マグラさんに傷の手当てをしてもらい、ルフィをおぶって部屋に向かう
「今日はもう寝ちまいな!!
明日からキッチリ働くんだぞ!!」
と、眠っているルフィに怒鳴るダダンさん
ルフィを布団の上に下ろして、タオルケットをかけてやる
風邪でも引かれると、困っちゃうからね
私もルフィの隣の布団で眠りについた
翌日。
朝から洗濯やらご飯やら掃除やらを済ませる
「腹減ったァ」
『ルフィ、ルフィ』
「？」
ルフィを手招きしてキッチンの方に連れて来る
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サッカーバカ(プロフ) - チョコ＆ピーナッツさん» ありがとうございます！！！！！セレナちゃんは私の中でおっとりと優しい子として書いていこうと思います。これからもよろしくお願いします！ (2019年5月20日 13時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - 新作おめでとうございます！！ワンピース…！！幼少時代大好きなので嬉しいです！セレナちゃん…！またまた可愛い名前の夢主ですね！素晴らしきネーミングセンスに乾杯！これからも頑張って下さい！！ (2019年5月19日 21時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！！！！！！初ONE PIECEなので、口調が迷子だったりしますが、よろしくお願いします (2019年5月19日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - この作品も凄く気に入りました!!続きが楽しみです!!今後も無理せず更新頑張って下さい。 (2019年5月17日 18時) (レス) id: 45b985bd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年5月16日 22時
