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「別に……」
ウソだ
『もしかして、あの吊り橋で落としたの？』
「…………」
黙ってるってことは
『肯定してるってことでいいのね？』
「……」
あの吊り橋の下には……
『マグラさん、ドグラさん。私、ちょっと外に出て来ます!!!』
「えっ!?」
「セレナ!!?」
バンッとドアを開けて、夜の森の中を走る
(ルフィ、お願い…無事でいてっ…!!!)
なんとか吊り橋まで来ると、真っ暗な谷底を覗いた
『ルフィ……』
サボから聞いたけど、この吊り橋の下には狼がいるらしい
どう猛な狼…
ルフィ…！
『待っててね、ルフィ…!!!』
私は意を決して、谷底へと足を伸ばした
エースside
セレナが出てってから3日が経った
「セレナ、どうしたんだろうな」
「しるかよ」
あのチビを探しに行ったセレナは、帰って来ない
「エース、お前最近セレナとケンカしたのか？」
「してねェ」
……とは、言い切れねェ
「セレナ、早く帰って来るといいなァ」
「…………。」
セレナside
『ルフィ〜〜!!!』
薄暗い谷底をゆっくりと歩いていく
ルフィ、見つかんない…
「うわあああああああ」
『！』
遠くの方から声が聞こえる
あの声……
『ルフィ!!!』
声の下方向に走って行けば、駆け回っているルフィがいた
『ルフィ！』
「あ〜〜!!!セレナ〜〜！」
服や髪、腕や足がボロボロのルフィ
『ど、どうしたの!?』
「狼に追いかけられて…」
『そうだったの…』
血だらけのルフィ
私はポケットに持っていたハンカチをビリビリと破ると、ルフィの肩口の傷を縛る
『とりあえず、応急処置するね』
「おう」
服の裾をまたビリビリと破って、ルフィの頭から流れている血を拭う
その時
ｶﾞﾙﾙﾙﾙﾙ……
『！』
「うわあああ!!?」
ばっ！と飛び出して来たのは、野生の狼たち
「セレナ…」
『大丈夫!!!』
私が守る
『ルフィ、こっち!!!』
ルフィの手を引いて急いで走る
ギャンギャンと言いながら追いかけて来る狼
谷底には障害物になるようなものがなく、とにかく飛び出している岩に登る
狼たちはここまで登れないようで、下でずっと吠えている
しばらくした後、諦めたのかそのまま去って行った
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サッカーバカ(プロフ) - チョコ＆ピーナッツさん» ありがとうございます！！！！！セレナちゃんは私の中でおっとりと優しい子として書いていこうと思います。これからもよろしくお願いします！ (2019年5月20日 13時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - 新作おめでとうございます！！ワンピース…！！幼少時代大好きなので嬉しいです！セレナちゃん…！またまた可愛い名前の夢主ですね！素晴らしきネーミングセンスに乾杯！これからも頑張って下さい！！ (2019年5月19日 21時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！！！！！！初ONE PIECEなので、口調が迷子だったりしますが、よろしくお願いします (2019年5月19日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - この作品も凄く気に入りました!!続きが楽しみです!!今後も無理せず更新頑張って下さい。 (2019年5月17日 18時) (レス) id: 45b985bd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年5月16日 22時
