3-4 ページ15
「セレナ、先に行けって言っただろ」
『それとこれとは別じゃない!!!』
木の下で潰れているルフィの元へ駆け出す
『ルフィ〜〜!!』
「セレナ…」
ボロボロになっているルフィ
『すぐに助けるから、待っててね！』
回し蹴りで木を蹴飛ばし、ルフィを助ける
『ルフィ、大丈夫!!?』
「おう！」
ケロッとした顔で笑っているルフィ
『良かった…』
「あっ!!!」
『？』
「さっきの奴、見失っちまった!!!」
『あ、ルフィ!!!」
そのままエースを追いかけて行ってしまったルフィ
何事も考えずに走るタイプなんだね、ルフィって
NOside
吊り橋を渡っているエースを、葉っぱだらけの頭で追いかけるルフィ
「ハァ…ハァ…」
「!?」
ギシ…ギシ…と、吊り橋を渡ってくるルフィは、息が上がっていた
そんなルフィを見たエースは、ルフィの元へ歩く
鉄パイプを力強く握ると、ルフィに向かって振りかざした
ｶﾞﾝ!!
「ぎゃあ」
殴り飛ばされたルフィは、そのまま橋の下へと落ちていった
セレナside
『サボ〜〜!!!』
「お、セレナ！」
エースを見失ってルフィも見失った私は、大人しくサボの元へ
「今日は遅かったな」
『うん。新しい子が来たの』
「新しい子？」
『うん』
ルフィのことを話すと、サボは「面白そうだな」と笑った
『けど、ルフィ大丈夫かな』
「どうだろうなァ」
相手はエースだし…
ーーーーー
ーーー
ー
「エース…おめェ…、1人で帰って来たのか」
「………………。」
「あいつは？ルフィはどうした。一緒じゃねェのか？」
「しるか」
低い声でそう言ったエース
ルフィ…遅いなァ
「……初日から行方不明って、マズくニーっすか。お頭っ!!」
「放っとけ!!
死んだら死んだで仕方ねェ!!」
お酒を飲んでいるダダンさんは、そう蹴散らした
「だいたいこちとら、エースの奴もとうに見放してんだ!!
どこで野垂れ死んで貰っても、ガープにゃ事故だと報告すりゃいいと思ってんのに
憎まれっ子世に憚るとは、この事だ！
“鬼の子”だよ!!?
万が一、政府が嗅ぎつけてみなよ、あたしら一体どんな目にあうと思う!!?」
「まーまーお頭…」
“鬼の子”……？
どこかで聞いたような…
それより
『ねェ、エース。』
「……なんだよ」
『ルフィをどうしたの？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サッカーバカ(プロフ) - チョコ＆ピーナッツさん» ありがとうございます！！！！！セレナちゃんは私の中でおっとりと優しい子として書いていこうと思います。これからもよろしくお願いします！ (2019年5月20日 13時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - 新作おめでとうございます！！ワンピース…！！幼少時代大好きなので嬉しいです！セレナちゃん…！またまた可愛い名前の夢主ですね！素晴らしきネーミングセンスに乾杯！これからも頑張って下さい！！ (2019年5月19日 21時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！！！！！！初ONE PIECEなので、口調が迷子だったりしますが、よろしくお願いします (2019年5月19日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - この作品も凄く気に入りました!!続きが楽しみです!!今後も無理せず更新頑張って下さい。 (2019年5月17日 18時) (レス) id: 45b985bd75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年5月16日 22時
