10話 反撃の時間 ページ8
青城のサーブを威力を殺してレシーブを返す
影山にドンピシャで返すのは気持ちがいい
「持ってこぉーい!!」
ﾄﾞｯﾊﾞﾝｯ
「「っしゃ!!!」」
「ア"ッシ!!」
「おーし！」
「でたよ…変人トス&スパイク…」
『ナイスキー…』
パチパチと拍手をしていると、澤村さんに呼ばれると肩を組まされて拳を出して声かけをされた
俺は何が何だかわからず、そのまま流された
「ち、チームっぽい…！」
「“ぽい”じゃなくて、チームだろうが」
『…日向が動き出したところで、反撃しましょう』
「なんだなんだ！お前、やけにやる気じゃねぇか!!」
『…まあ、あんまカッコ悪いとこ見せたくないんで…』
「？」
青城のベンチに座って俺や俺のチームメイトを見て、パチパチと拍手をしている矢田と目が合う
俺はほんの少し、口元を緩ませる
『無様な結果は見せたくないんで』
「あの青城のマネにカッコつけようとしてんじゃねぇ!!」
『でっ』
ゴインッと頭を殴られた
俺、最近こういうの多い気がする…
．
「チャンスボール!!」
「またクイックだろ!? 来るってわかってたら怖くねえんだよ!!」
「なんだとおらあああ!!!」
ﾋﾟｯ
「待ってましたァァァア!!! ごっつぁん!!!」
ストレートが決まり、田中さんは完全に調子に乗った
いや、乗っている…
「どォだァ、らっきょくん!! 試合で見てみろって言ったろ!?」
「うわああーっ。俺、打つ気満々で叫んじゃったよ」
『それでいいんだよ…日向が本気で跳ぶから相手のブロックもつられて跳ぶんだ
焦らなくていい、ちゃんと落ち着いてやれば大丈夫だから
恥ずかしがらず、どんどん声出していいんだ』
「お、おうよっ」
まあ、点数を入れるのも多ければミスをするのも多いわけで…
青城のタイムアウトになり、一旦ベンチに戻る
『？日向、戻んないと…』
「…俺、初めて試合に出た時寄せ集めチームだったから
「全部自分がちゃんとやんなきゃ」って思ってて、でも今は俺よりずーっと上手い選手が周りにいるから今の俺にできるのは信じて跳ぶことだけなんだよな」
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マッカチン(プロフ) - 夢主くん、声が似てるのは…………中の人が同じだからだよ（ﾒﾀｧ） (2022年5月28日 13時) (
レス) @page21 id: 51f6b24a5c (このIDを非表示/違反報告)
ヨサミ(プロフ) - 音駒って東京都立… (2022年4月17日 22時) (レス) @page48 id: 3c225dc68d (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - いつも楽しく見ています。訂正箇所があります。14ー3の最初の文1セットの終わりならマッチポイントではなく、セットポイントでは？ (2021年5月26日 15時) (レス) id: 14b5ee2857 (このIDを非表示/違反報告)
Sasa(プロフ) - この作品がすごく好きです！これからも更新頑張ってください!! (2021年3月22日 3時) (レス) id: 30aaea40ee (このIDを非表示/違反報告)
江華。 - 烏野の偏差値が大体60で、青葉城西が大体80くらいなので、椚が丘は大体90くらいだと思います。 (2021年3月4日 18時) (レス) id: e84559c347 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2021年2月21日 17時
