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？side
「なあ、わざわざ宮城に来てまで探す必要あるのか？」
「あるのー！」
ぷくっと頬を膨らませて兄さんにそう答えれば、「だーわかったよ」と怒りながらも付き合ってくれる
ここ、杉沢第三高等学校
僕はこのに兄さんと短期間だけ転校してきた
ある人を探すため
ﾄﾞｯ
「？」
「どうした？」
「砲丸投げしてるなぁって」
「そりゃまぁ、陸上部だからするだろ
俺たちも将棋部いくぞ」
「…うん、ちょっと見てこうよ」
「ったく」
兄さんの腕を引いてグラウンドに出ると、僕らと同じクラスの虎杖くんが砲丸投げをしていた
ｺﾞｲｲｲﾝ
「ゴリラか」
「すごいね。呼吸も使わずにあそこまで飛ばすなんて」
ゴールポストに当たった砲丸は、ゴールをひしゃげるほどの威力で彼はゆうに30メートルを超えるほどの距離を叩き出した
「化け物だな。虎というよりゴリラ」
「うん」
「ほら、見終わったんだからさっさと行くぞ」
「はーい」
将棋部へ行く途中、風がふわりと吹いた
鼻をくすぐる大好きな人の匂い
「すごいなあいつ、呪力なし
素の力であれか」
『呼吸も使ってなかったし、大正にいたらきっと強かったろうな』
チョコレートの髪の毛、亜麻色の瞳、長く伸びた髪の毛を一つにまとめている
変わらない人、逢いたかった人
「神瞑…」
神瞑side
「見てる場合じゃないな。行くぞ」
『あ、うん』
歩き出した伏黒くんを追いかけると、さっきグラウンドで砲丸投げをしていた子が私たちの横を通り過ぎて行った
ﾁﾘｯ
『っ!?』
「！」
体の奥から冷えた感覚、恐ろしく体を震え上がらせる恐怖、ガクガクと震える体にパァンと平手打ちをする
「呪物の気配…！明らかに今強くなった！」
『ねえ、待って!!』
リュックを持った男の子は、ぴゅーーーーんともうすでに門を出て行っていた
「あいつ、50m3秒で走るらしいぞ」
「車かよ」
「!?」
『…呼吸を使わずして…あんなに早いなんて…』
すごい身体能力…鬼殺隊があの頃欲しがるような身体能力の高さだ
「おい、追いかけるぞ！」
『う、うん』
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sou(プロフ) - むいくんにも煉獄さんにもあえて嬉しい♡♡ (2022年2月4日 9時) (
レス) @page29 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 7-10で悲鳴嶼さんがいませんよ？ (2021年3月13日 22時) (レス) id: efbfb3634d (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 6-2なんですけど無限城が無惨城になってますよ (2021年2月19日 7時) (レス) id: 56a3767e45 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 2月11日追記への意見ですが、個人的には青子ちゃんというキャラに一切魅力を感じないので見たいとは思わないですね…。粗野や乱暴やご都合主義が過ぎていて少し不快になることもあるので…。個人的には新しいヒロインちゃんに期待です…。 (2021年2月17日 15時) (レス) id: 80796327ac (このIDを非表示/違反報告)
やみ(プロフ) - 初めまして！このお話大好きで、ワクワクしながら楽しく読ませて頂いてます！また読みに来ます☆ (2021年2月12日 11時) (レス) id: d92e26f623 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2021年1月25日 20時
