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6-7 ページ37

『なん…で』









水の呼吸の中でも最速の突きの技なのに…
どうして、どうしてこれが









「神瞑、下がれ!!」

『!』









後ろから虎杖くんが走ってきて、私はそのまま刀を振り特級の腕を切った後、そのまま横に逸れた









パシッ









「クソッ!!」









虎杖くんの拳も防がれる






雫波紋突きが通じない、鍛錬が足りないんだ…!









アオーーーォォン









あの、鳴き声は









伏黒くんの合図…!!









『心置きなく、戦える…!!』









カチャンと刀を構え直せば、背後から背筋をも凍らせる気配がした

それは、無惨と同じような気配









「“つくづく、忌々しい小僧だ”」









刀が、震える…
戦わねば、動かねば、ならないのに…



どうすればいい









「“少し待て。今考えてる”」









落ち着け、彼は私を気にしていない









大丈夫、大丈夫だから…









「“おい”」

『!』

「“ガキ共と、そこの女を殺しに行くぞ。ついて来い”」









じゃない!
大丈夫なんかじゃない!

今すぐ逃げないと…!









ブゥン









『!』









小さな力を込めた玉を作り出した特級
防がないと…!









「“馬鹿が”」









虎杖くん…基、宿儺はその玉を弾き飛ばした









「“あ。こっちも治してしまった”」

『…………………』

「“散歩は嫌か。まぁ、元来呪霊は生まれた場に留まるものだしな
良い良い。ここで死ね”」









特級と戦い始めた宿儺
だめだ…ここにいたら意味がない…とにかく今は外に出よう









宿儺と特級を置いて、私は出口へと走った









「神瞑ー!!」

『天ノ河!?』

「コッチダ!」

『どうして…!』

「伏黒ノ犬ガ、案内シテクレタ…!ココカラ案内スル!!」

『…お願いね!』









ごめんなさい、虎杖くん
どうか、無事でいて…!

6-8→←6-6



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sou(プロフ) - むいくんにも煉獄さんにもあえて嬉しい♡♡ (2022年2月4日 9時) (レス) @page29 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 7-10で悲鳴嶼さんがいませんよ? (2021年3月13日 22時) (レス) id: efbfb3634d (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 6-2なんですけど無限城が無惨城になってますよ (2021年2月19日 7時) (レス) id: 56a3767e45 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 2月11日追記への意見ですが、個人的には青子ちゃんというキャラに一切魅力を感じないので見たいとは思わないですね…。粗野や乱暴やご都合主義が過ぎていて少し不快になることもあるので…。個人的には新しいヒロインちゃんに期待です…。 (2021年2月17日 15時) (レス) id: 80796327ac (このIDを非表示/違反報告)
やみ(プロフ) - 初めまして!このお話大好きで、ワクワクしながら楽しく読ませて頂いてます!また読みに来ます☆ (2021年2月12日 11時) (レス) id: d92e26f623 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2021年1月25日 20時

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