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誘われるままに花子に着いて行き、旅館の備え付けられている小さなベランダに出た









『…綺麗』

「“この辺り、街の街頭もないから星がよく見えるんだよね”」









わーい、と喜んでいる花子にクスリと笑った後、小さなベンチに座った









「5月だからって油断してんな、バカ」

『んっ』









頭の上にかけられたのは、フワフワのブランケット
ドカリと隣に座った五条さんは、「羽織っとけ」と言う




そう言われて素直に羽織っていると、「…どうだった」と聞かれた









『何がですか?』

「修学旅行」

『楽しかったです。アクシデントはあったけど、中学最後の修学旅行にしては濃くて楽しかったですよ』

「…そーかよ」









少し嬉しそうな五条さんにニッコリと微笑むと、「“麗音〜”」と花子がゆっくりとやってきた









「“散歩してきていい!?”」

『散歩って…どこに』

「“空!”」

『好きにして』









わーーい、と飛んでいく花子を見た後、「んじゃ、俺たちもいくか」と五条さんが立ち上がった
行くとは?









「夜の散歩」

『え?』









ブランケットをまた肩に羽織り直させられたの同時に、小脇に抱えられた









『ちょっ…!』

「あ?なんだよ」

『せめて抱え方変えてください!』

「…うっせぇな」









ヒュオッと少しの浮遊感が襲ってきて、怖くなって目を閉じると「怖がってんのかよ」と言う五条さんの笑い声が聞こえてきた









『だから…え』

「抱え方、変えてやったんだ。ありがたく思え」









フワフワしてた感覚が、五条さんのおかげでないにも等しい
だけど、なんで浮いてるの









『五条さん、なんで浮いて…』

「俺の呪術。「無下限呪術」、五条家の相伝、収束する無限級数を現実にする術式」

『…その呪術を使うから』

「浮けるってこと。わかったか?」









そんなことできるなんて、この人は何ができないんだろう









「…で、どうだ?」

『え?』

「五条家の人間に夜の散歩に連れ出してもらった感想は」

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設定タグ:暗殺教室 , 呪術廻戦 , 五条悟
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夜空 - スゴく面白かったです!続編も見ます!! (2021年6月5日 23時) (レス) id: 587626ec74 (このIDを非表示/違反報告)
- 私的にこの作品は今まで見てきた中で一番なので自信を持ってください! (2021年4月28日 22時) (レス) id: d391eac599 (このIDを非表示/違反報告)
- 私はこの作品が大好きです。 (2021年4月15日 18時) (レス) id: 9677d4e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - たらペンさん» 設定やシリーズの最後に追加設定も書いたりしてるのでそこでわかるかと思います…! (2021年2月27日 11時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
たらペン - 夢主ちゃんじゃありませんでした!ホントにすみません!! (2021年2月26日 22時) (レス) id: 94ca73ecd6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2021年1月17日 12時

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