9-4 ページ16
「ん?何言ってるか聞こえたか?」
「いや、聞こえなかったけど…でも仲は良さそうな感じはするね」
スーツ姿の男と女子生徒2人が話し合っているところに、また別の女が現れた
なんだあのえろい服は
「渚。あのタコの弱点全部手帳に記してたらしいじゃない
その手帳、おねーさんに貸しなさいよ」
「えっ…いや、役立つ弱点はもう全部話したよ」
「そんなこと言って、肝心なこと隠す気でしょ」
「いや、だから…」
「いーから出せってばこのガキ、窒息させるわよ!!」
「ちょ、胸はやめてよビッチ先生!!」
自分の胸に渚と言ったあの男子生徒の顔を押し付ける女
なんなんだ、ビッチすぎんだろ
「…はいっ、今皆さんに配ったプリントが生徒会行事の詳細です」
「え?」
「え…なに?俺らの分は?」
「…すいません、E組の分、まだなんですが」
アイツのいるクラスの分の資料がないらしく、壇上に上がっている生徒に聞いた途端、「無い?おかしーな」と悪気のない顔、寧ろ当たり前だろみたいな顔をしている
「ごめんなさーい、3-Eの分忘れたみたい
すいませんけど、全部記憶して帰って下さーい」
その時、一斉に全校生徒が笑い始めた
は、なんで笑ってんだよ
「んだよこれ…」
「陰湿だね」
ギリッと奥歯を噛み締めると、E組の真横にものすごい勢いでプリントが現れた
「磯貝くん、問題ないようですねぇ。手書きのコピーが全員分あるようですし」
「……はい。あ、プリントあるんで続けてくださーい」
「え?あ…うそ、なんで!? 誰だよ笑いどころ潰した奴!!
あ、いや…ゴホン、では続けます」
スーツの男、ビッチの間に現れた巨体の男
関節曖昧だな…あんな先生いんのか?
「なんだかあの女の人刺してるね」
「連れてかれたな…なんなんだよ」
その一連の流れを見ていたE組は、ははははっと笑い始める
アイツを見てみれば、口元に手を当ててクスクス笑ってる
なんだ、心配して損したか
「悟、飲み物でも買うかい?」
「おー」
346人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜空 - スゴく面白かったです!続編も見ます!! (2021年6月5日 23時) (レス) id: 587626ec74 (このIDを非表示/違反報告)
雫 - 私的にこの作品は今まで見てきた中で一番なので自信を持ってください! (2021年4月28日 22時) (レス) id: d391eac599 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 私はこの作品が大好きです。 (2021年4月15日 18時) (レス) id: 9677d4e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - たらペンさん» 設定やシリーズの最後に追加設定も書いたりしてるのでそこでわかるかと思います…! (2021年2月27日 11時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
たらペン - 夢主ちゃんじゃありませんでした!ホントにすみません!! (2021年2月26日 22時) (レス) id: 94ca73ecd6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:サッカーバカ | 作成日時:2021年1月17日 12時