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8-4 ページ8

「あと…闇討ちするならタバコやめた方がいいよ
殺せんせー、鼻ないのに鼻いいから」









ある程度の情報をビッチ姉さんに伝えると、「わかったわ、もういいわ」と言った
渚は逃げるように距離を取る









「ねえ」

『?』

「アンタ、香水でもつけてるの?」

『…え?香水、ですか?つけてないですけど』

「…アンタ、男の匂いするわよ?」

『え?』









スンスンとワイシャツを嗅いでみても、特に変な匂いはない
ビッチ姉さんの鼻がおかしいのか?









「あんた、面倒な狼に目つけられたわね」

『?』

「ほら、戻んなさい」









ドンと背中を押されてそのまま廊下に出された私と渚
モゾモゾと着せていたパーカーを脱いだ渚は、「ありがとう…」と渡して来た


それを受け取ってパーカーを着て、『別にいいよ』と微笑みかける









『早く戻ろう』

「うん」









教室に戻り、授業の準備をして待っていればビッチ姉さんは入ってきた
しかも黒板に「自習」という文字を書きながら









「なービッチ姉さん。授業してくれよー」

「そーだよ、ビッチ姉さん」

「一応ここじゃ先生なんだろ、ビッチ姉さん」

「あーーーー!! ビッチビッチうるさいわね!!」









そりゃこの教室入ってからずっとタブレット端末動かして授業しなきゃこうなるでしょ…









「まず正確な発音が違う!!
あんたら日本人はBとVの区別もつかないのね!!
正しいVの発音を教えたげるわ。まずは歯で下唇を軽く噛む!!
そう、そのまま1時間過ごしてれば静かでいいわ」

((…なんだこの授業))









大きなあくびを一つした後、これ以上は授業が始まる気配もないのを悟り、スマホと財布、タルト・タタンの入ったタッパーを持ってカルマと席を立った









「あ?お前らどこいくんだよ」

「サボり〜」

『終わったら戻ってくるね〜』









トン、と教室のドアを閉めた後校舎の外に出て近くの森の中でタッパーを開けた



紙皿にタルトを乗せてフォークを手渡せば「いっただきまーす」と挨拶をしてから小さく切って口の中に運ぶカルマ









「うわ、んっま…」

『ならよかった』

「相変わらず、お菓子作り天才だよね〜」

『趣味だけどね』

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設定タグ:暗殺教室 , 呪術廻戦 , 五条悟
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夜空 - スゴく面白かったです!続編も見ます!! (2021年6月5日 23時) (レス) id: 587626ec74 (このIDを非表示/違反報告)
- 私的にこの作品は今まで見てきた中で一番なので自信を持ってください! (2021年4月28日 22時) (レス) id: d391eac599 (このIDを非表示/違反報告)
- 私はこの作品が大好きです。 (2021年4月15日 18時) (レス) id: 9677d4e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - たらペンさん» 設定やシリーズの最後に追加設定も書いたりしてるのでそこでわかるかと思います…! (2021年2月27日 11時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
たらペン - 夢主ちゃんじゃありませんでした!ホントにすみません!! (2021年2月26日 22時) (レス) id: 94ca73ecd6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2021年1月17日 12時

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