5話 カルマの時間 ページ39
ブニョン
ブニョン
『……………』
ブニョンブニョンと壁を殴る先生
さっきカルマにおちょくられてムカついてるのか…
触手が柔らかいから壁にダメージ行ってないよ
「ブニョンブニョンうるさいよ、殺せんせー!! 小テスト中なんだから!!」
「こ、これは失礼!!」
ペンを止めた後、見直しをしてテストの問題を裏向けにして机に突っ伏した
「よぉカルマァ。あのバケモン怒らせてどーなっても知らねーぞー」
「またおうちにこもってた方がいいんじゃなーい」
「殺されかけたら怒るのは当たり前じゃん
寺坂、しくじってちびっちゃった誰かの時と違ってさ」
『ふっ…くふっ……』
「な、ちびってねーよ!! テメ、ケンカ売ってんのか!!
陽伊羅銀、てめェもだぞ!! 何笑ってやがる!!!」
『ごめっ…だっ、て…くふっ…!』
腹を抱えて笑ってやれば、先生が「テスト中に大きな音立てない!!」と怒ったけど、先生にも同じこと言えるからね
「ごめんごめん、殺せんせー
俺もう終わったからさ。ジェラート食って静かにしてるわ」
「ダメですよ、授業中にそんなもの。まったくどこで買ってきて…」
と、ジェラートを見た途端に先生の顔色が変わった
「そっ、それは昨日先生がイタリア行って買ったやつ!」
((お前のかよ!!))
「あ、ごめーん。教員室で冷やしてあったからさ」
「ごめんじゃ済みません!! 溶けないように苦労して寒い成層圏を飛んできたのに!!」
もうどうでもいいからさっさとテスト終わりにするとかしてくれ
「で、どーすんの?殴る?」
「殴りません!! 残りを先生が舐めるだけです!! そう、ペロペロと!!」
バチュッ
ドロォと溶けた先生の触手
足元にはBB弾が散らばっていた…え、いつの間に仕掛けて…
「あっはーーー。まァーた、引っかかった」
カルマが銃で3発ほど打ったBB弾を避けた先生
「何度でもこういう手使うよ
授業の邪魔とか関係ないし、それが嫌なら…俺でも俺の親でも殺せばいい
でもその瞬間からもう誰もあんたを先生とは見てくれない
ただの人殺しのモンスターさ
あんたという「先生」は…俺に殺されたことになる」
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Lilly☆(プロフ) - 呪術廻戦も暗殺教室も地爆少年花子くんもマジで全部好きだからこの作品マジで神だと思いますッッ!!(ノンブレス)応援してます!長文失礼しましたッ! (1月21日 0時) (レス) id: 7ba1779775 (このIDを非表示/違反報告)
柚 - 作品はとても好きなんですけど、やっぱり花子君って地縛少年花子くんですよね、、、? (9月28日 22時) (レス) @page6 id: b29d77ae47 (このIDを非表示/違反報告)
ラオ - 凄く面白くて凄く大好きです。 (2022年3月16日 22時) (レス) @page50 id: 55fba24325 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 何故こんなにも面白いのに文句を言うのかがわからない。 (2021年4月15日 18時) (レス) id: 9677d4e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 35ページ 並んでくる とありますが、睨んでくる とかではないのでしょうか? (2021年2月5日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2021年1月10日 22時