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4-5 ページ38

「殺せないから「殺せんせー」って聞いてたけど
あッれェ、せんせーひょっとしてチョロいひと?」

『(プッ』









カルマの煽りに笑いが出てしまい、プルプルと震えてしまう
腹を抱えて笑うのを我慢し、ほんの少し目に溜まった涙を拭った









「渚、麗音ちゃん。カルマくんってどんな人なの?」

「うーん…1年、2年が同じクラスだったんだけど
2年の時、続けざまに暴力沙汰で停学食らって
このE組にはそう言う生徒も落とされるんだ」

『でも、今この場じゃカルマは優等生だよ』

「どういうこと?」

『凶器とか騙し討ちの「基礎」は、このE組の中でもカルマが群を抜いてる』









ナイフをクルクルと回すカルマは、真っ直ぐと私のもとに歩いてくると、食べ終えたであろうタッパーを渡してきた









「ちゃんと洗っといたよ〜」

『気にしなくていいのに』

「いーじゃん、美味しかったし」









ケタケタ笑っているカルマの後を追いかけるように歩いていると、「“少年〜”」と、カルマの目の前にいきなり花子が現れた


いきなり現れた花子にカルマは少し面を食らったカルマは、「あれ、花子じゃん」と目を細めて笑ってみせた









「なんだ、来てたんだね」

「“少年こそ、昼から登校とはね〜”」

「生活リズムが戻んなかったんだよ〜」

『よく言うよ…朝から起きてたくせに』

「んー?なんか言ったー?」









ぐにっと頬をつまんできたカルマに『ふぁんふぇもふぁい』と答えれば、少ししてから手を離してきた









「そういえばさ」

『?』

「今朝、一緒にいたのってさ高専の人だよね」

『…まあね』

「高専の人間嫌いじゃなかった?」

『…おじいちゃんが頼んだ護衛なんだってさ』

「ふぅん?麗音は強いのにね〜」









肩を組んできたカルマに微笑みながら校舎の方へ向かう
更衣室で制服に着替えた後、教室に戻ると自分の席に座りスマホを動かしているカルマがいた









『何してんの?』

「ゲーム。この間やったやつの新作出てさ」

『あぁ…』

「麗音は?」

『お生憎様、私は興味ない』

「麗音の興味あるのって逆に何?」

『んー…お菓子作り?』

「女子女子しちゃってまぁ…」

『女子ですけど何か?』

5話 カルマの時間→←4-4



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設定タグ:暗殺教室 , 呪術廻戦 , 五条悟
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Lilly☆(プロフ) - 呪術廻戦も暗殺教室も地爆少年花子くんもマジで全部好きだからこの作品マジで神だと思いますッッ!!(ノンブレス)応援してます!長文失礼しましたッ! (1月21日 0時) (レス) id: 7ba1779775 (このIDを非表示/違反報告)
- 作品はとても好きなんですけど、やっぱり花子君って地縛少年花子くんですよね、、、? (9月28日 22時) (レス) @page6 id: b29d77ae47 (このIDを非表示/違反報告)
ラオ - 凄く面白くて凄く大好きです。 (2022年3月16日 22時) (レス) @page50 id: 55fba24325 (このIDを非表示/違反報告)
- 何故こんなにも面白いのに文句を言うのかがわからない。 (2021年4月15日 18時) (レス) id: 9677d4e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 35ページ 並んでくる とありますが、睨んでくる とかではないのでしょうか? (2021年2月5日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2021年1月10日 22時

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