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「んじゃ、心蘭ちゃんのトス…欲しい人ー」
「「はいはいはいはいはいはいはい!!!!」」
「お前ら、もうちょっと遠慮なさい」
勢いのある挙手に大翔さんは「ったく」と呆れた声で言った
「まぁ、心蘭のトスは気持ちいいのはわかるが…」
「じゃあ、1人一回ずつでよくない？」
「心蘭ちゃんの体力も考えて1人だけだ」
「めんどくさい」
監督生さんは『私、シマ君にあげたい!!』と志願した
「え、俺に？」
「心蘭ちゃん、そこは僕にじゃないのかな？」
『ヒロ君はもっかいって言うからやだ』
「ちょっとぉ、傷つきますけどぉ？」
『シマ君、だめ？』
「…嬉しいけど、大丈夫？」
『うんっ！』
結局、志麻帆さんにあげることになり、ネットの近くに立った監督生さんは『いーよー』と手を振りボールをあげてもらうのを待っていた
「いくで」
『うん』
ふんわりとあげられたボールの真下に向かい、志麻帆さんはそのまま踏み込み、ネットの近くで飛び上がり、ボールを打てるように腕を引いた
「おっ」
「！」
トンッとあげられたボールは志麻帆さんの目の前に現れ、そのまま綺麗にスパイクを打った志麻帆さん
「…やっぱり、うまいな」
「くぅ！俺も心蘭ちゃんとセッターやりたいわ〜!!」
「体力ないのがおしいなぁ」
「あぁ…。ありゃ、体力もありゃ、世界からスカウトくるとこだぞ」
末恐ろしいねぇ、と大翔さんが言うと、「ドンピシャやったで」と志麻帆さんが監督生さんの頭を撫でた
「小エビちゃん、すげぇ………」
「心蘭〜、今日はここまでだ。とにかく、今日はたくさん休めよ」
『うん』
小さく頷いた監督生さんに、フロイドは駆け寄りくるくると彼女を抱き上げてその場で回った
「キミ、身長なんぼなん？」
「191〜」
「でっかいなぁ…」
『フロイド先輩、怖い!!』
「あ、ごめんねー」
すとん、とおろしたフロイドは「小エビちゃん、すごいねぇ」と優しい手つきで監督生さんの頭を撫でていた
「…ふう」
「あの問題、まだ言わない方が良さそうだね」
(あの問題？)
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雪華 - 好きなポケモンは何ですか?私はイーブイとワンパチとユキメノコとヒトモシとピカチュウです。 (2020年10月7日 17時) (
レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2020年10月7日 17時) (レス) id: dba8a79b51 (このIDを非表示/違反報告)
音符(プロフ) - むっちゃ好きです！続き楽しみにしてます！！ (2020年9月26日 20時) (レス) id: 27532e9d38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年9月21日 0時
