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『ヒロ君が倒れた!?』
ザワッとした食堂の中、小エビちゃんのその大きな声は食堂の中に響いた
「えー…」
「ということは、食事抜いたってことだな」
「あとは睡眠不足」
『ちゃ、ちゃんと…ご飯のレシピと食材は置いてあったのに………』
バカァ！と叫ぶ小エビちゃんの声
「小エビちゃんっ、何してんの？」
『フ………ロイド先輩』
《心蘭？》
電話から聞こえたのは、低い声
男だ
「電話の向こうのやつ、誰？」
『え…』
「誰？」
《心蘭、大丈夫？》
『だ、いじょぶ、それより、ヒロ君は…？』
《あぁ、うん…。今は寝てる
起きたらカロリーメイトと野菜とか色々ぶっこませる》
『ありがとう………。帰ったらすぐに栄養のあるご飯作る』
《うん…。心蘭、いつ帰れるの？》
『っ…』
電話の男がそう聞けば、小エビちゃんは『なるべく、早く』と返した
《………よく、わかんないけど…俺は、心蘭が無事でいるならいいからね》
『…………うん』
《………俺たち、心蘭の帰り待ってるからね
だから、絶対帰ってきてね》
その時、《心蘭〜》というフラフラな声が聞こえてきた
『ヒロ君！』
《お前ねぇ、いつまで出かけてるわけ〜？》
『出かけてないもん』
《出かけてんのっ！というか、お前さんねぇ………泣き虫なんだから、人様に迷惑かけちゃいけもせん》
『かけてないっ！それを言うならヒロ君だもんっ！
ユウちゃんから聞いたからねっ！またご飯食べずにいたって！』
《げぇっ!? おい、悠人、心蘭にチクんな》
《自己管理できてないのはヒロでしょ》
《ぐぬっ…………！はぁ…兄ちゃんは、心蘭の作った美味しい美味しいご飯が食べたいんですよ
何でかって言えば、お袋の味のする心蘭ちゃんのご飯だからですよ》
《意味わかんない》
《コォラ、悠人ォ！》
ドッタンバッタンと騒いでいる電話の向こう側に『おにぎりぐらい作ってよ〜』と、小エビちゃんが言った
《あのねぇ、心蘭ちゃん
俺がキッチン出禁になってるのは、誰のせいかな？》
《自分のせいだろ》
《お前、キッチン絶対入んなよ》
《お前たちなぁ》
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雪華 - 好きなポケモンは何ですか?私はイーブイとワンパチとユキメノコとヒトモシとピカチュウです。 (2020年10月7日 17時) (
レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2020年10月7日 17時) (レス) id: dba8a79b51 (このIDを非表示/違反報告)
音符(プロフ) - むっちゃ好きです！続き楽しみにしてます！！ (2020年9月26日 20時) (レス) id: 27532e9d38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年9月21日 0時
