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「あ」
中庭にいるのは、歌を歌いながらダンスを踊っている小エビちゃん
面白そうだなっと思って一歩踏み出すと、小エビちゃんは軽やかにバック転をして見せた
ｺﾞﾝｯ
『ゔおっ!?』
着地に失敗して頭をモロに地面にぶつけた小エビちゃんは、『痛い…』と、頭を押さえてうずくまっている
『うぅ……律ぅ』
《タンコブができているようですね》
『……痛い』
《氷水で冷やしておけばマシになると思います！》
誰かと話している小エビちゃんは、いつもみたいにオドオドとしていなくて、本当の自分を見せているようで…少し、モヤっとした
「小エビちゃん…(ﾎﾞｿｯ」
オレの声なんて小エビちゃんには届かない
「小エビちゃ〜〜〜〜ん」
『あ、フロイド先輩！』
「今、何してんの？」
『歌とダンスしてました
体力をつけるのに勧められて、簡単なのを覚えてやってるんです』
「ふぅん？パルクールとおんなじだ〜」
『パルクール…。あ、フリーランニングの基礎編ですね！
私もフリーランニングならできますよ！』
「小エビちゃんってぇ、絶対ぇ怖えの無理じゃん」
『そんなことないです！
私、成績良かったんです！カルマと渚が毎日練習に付き合ってくれましたし、それに…それに……』
「？」
『1番大好きな人に、たくさん褒めてもらえました』
少し照れた小エビちゃんに、ズクと胸が痛んだ
は、なんで？
小エビちゃんが他のやつを好き？
ふざけんな
「…れだよ(ﾎﾞｿｯ」
『え？』
「誰が小エビちゃんのこと、褒めた？」
『フロイド、せんぱ…』
「誰だって聞いてんだよぉ、答えろ」
『お、恩師の…方、で…』
小エビちゃんはガクガクと体を震わせた
「フロイド!!」
「……金魚ちゃん？」
パァンと頬を殴られ、我に返れば金魚ちゃんは「何をしているんだい!!」と、怒鳴っていた
「…は？」
「心蘭、大丈夫かい？立てるか？」
『(ﾌﾙﾌﾙ』
「エース、デュース、一緒にいておやり」
「「はい、寮長」」
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雪華 - 好きなポケモンは何ですか?私はイーブイとワンパチとユキメノコとヒトモシとピカチュウです。 (2020年10月7日 17時) (
レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2020年10月7日 17時) (レス) id: dba8a79b51 (このIDを非表示/違反報告)
音符(プロフ) - むっちゃ好きです！続き楽しみにしてます！！ (2020年9月26日 20時) (レス) id: 27532e9d38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年9月21日 0時
