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5-3 ページ15

安室「何かあれば理事長の元に行くといい」

『わかりました』

安室「今日はポアロのシフトは?」

『平日は入れていませんが、土日はフルで入ってます』

安室「そうか……」

ガックリとする安室に『降谷さん?』と顔を覗き込んだ

安室「君に仕事以外で会うのが少なくなってしまう」

『仕方ないですよ、降谷さんだって組織の潜入だってありますし、会えたとしても警察庁ですから』

スーツの入った鞄を肩にかけ『では、戻りますね』と言った

安室「ああ」

安室と別れた音風は急いで旧校舎へと駆け出した
坂を駆け上れば渚と出会った

渚「あれ、降矢さん、どこ行ってたの?」

『少し本校舎の方へ…』

渚「そうなんだ」

『皆は?』

渚「校庭の方に」

『どうして?』

渚「さっき殺せんせー花壇荒らしたでしょ?そのお詫びとして暗殺大会開いてるんだ」

『あー…』

渚とともに歩き暗殺に加わるのだが、ぬるんぬるんと避けまくる殺せんせーに、音風は『舐められてる』と頭を抱えた

と、そこに茅野、烏間がやって来た

茅野「どう渚?」

渚「うん…完全に舐められてる」

烏間(くっ…これはもはや暗殺と呼べるのか!!)

渚「でも待てよ、殺せんせーの弱点からすると…」

渚が書き留めたメモを見ていると、舐めた殺せんせーは緑と黄色の縞模様の顔になった

殺「ヌルフフフフ、無駄ですねぇE組の諸君。このハンデをものともしないスピードの差
君達が私を殺すなど夢のまた…(バキッ)あっ」

ボトッ

「「今だ殺れーッ!!」」

殺「にゅやーーっ、しっしまった!!」

木の枝が折れ、地面にボトッと落ちた殺せんせーは慌てながら逃げ回る
これなら殺せるかもね、と音風も混ざった

殺「ちょっ、月風さん!!?しれっと何出したんですか!?」

『え?対先生ナイフですけど?』

殺「今確実に違うの出しましたよね!?」

『(バレた)』

手榴弾を出そうとしたが、ここで爆発させれば元も子もない
それに阿笠博士が作ってくれたのであまり数がない
音風は諦めナイフを出し殺せんせーに襲いかかる

茅野「…、弱点メモ役に立つかも」

渚「…うん、どんどん書いていこう」

殺せんせーの弱点1カッコつけるとボロが出る

殺「ちょっ…待って、な…縄と触手が絡まって」

殺せんせーの弱点2テンパるのが意外と早い

ドシュッと逃げた殺せんせーは屋根の上でボトと倒れた

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年11月25日 20時

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