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安室「何かあれば理事長の元に行くといい」
『わかりました』
安室「今日はポアロのシフトは?」
『平日は入れていませんが、土日はフルで入ってます』
安室「そうか……」
ガックリとする安室に『降谷さん?』と顔を覗き込んだ
安室「君に仕事以外で会うのが少なくなってしまう」
『仕方ないですよ、降谷さんだって組織の潜入だってありますし、会えたとしても警察庁ですから』
スーツの入った鞄を肩にかけ『では、戻りますね』と言った
安室「ああ」
安室と別れた音風は急いで旧校舎へと駆け出した
坂を駆け上れば渚と出会った
渚「あれ、降矢さん、どこ行ってたの?」
『少し本校舎の方へ…』
渚「そうなんだ」
『皆は?』
渚「校庭の方に」
『どうして?』
渚「さっき殺せんせー花壇荒らしたでしょ?そのお詫びとして暗殺大会開いてるんだ」
『あー…』
渚とともに歩き暗殺に加わるのだが、ぬるんぬるんと避けまくる殺せんせーに、音風は『舐められてる』と頭を抱えた
と、そこに茅野、烏間がやって来た
茅野「どう渚?」
渚「うん…完全に舐められてる」
烏間(くっ…これはもはや暗殺と呼べるのか!!)
渚「でも待てよ、殺せんせーの弱点からすると…」
渚が書き留めたメモを見ていると、舐めた殺せんせーは緑と黄色の縞模様の顔になった
殺「ヌルフフフフ、無駄ですねぇE組の諸君。このハンデをものともしないスピードの差
君達が私を殺すなど夢のまた…(バキッ)あっ」
ボトッ
「「今だ殺れーッ!!」」
殺「にゅやーーっ、しっしまった!!」
木の枝が折れ、地面にボトッと落ちた殺せんせーは慌てながら逃げ回る
これなら殺せるかもね、と音風も混ざった
殺「ちょっ、月風さん!!?しれっと何出したんですか!?」
『え?対先生ナイフですけど?』
殺「今確実に違うの出しましたよね!?」
『(バレた)』
手榴弾を出そうとしたが、ここで爆発させれば元も子もない
それに阿笠博士が作ってくれたのであまり数がない
音風は諦めナイフを出し殺せんせーに襲いかかる
茅野「…、弱点メモ役に立つかも」
渚「…うん、どんどん書いていこう」
殺せんせーの弱点1カッコつけるとボロが出る
殺「ちょっ…待って、な…縄と触手が絡まって」
殺せんせーの弱点2テンパるのが意外と早い
ドシュッと逃げた殺せんせーは屋根の上でボトと倒れた
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年11月25日 20時