89話 合同練習 ページ40
ー数日後ー
「ワクワクするねー」
「葉隠、寒くないの？」
「めっちゃさむーい！」
「根性だね…」
『発熱機能付きにしてもらってよかった…』
「夜神月、なんか溶けてる？」
超体育着でぬくぬくと暖を感じていると、爆豪かっちゃんのコスチュームが大幅に変わっているのがわかった
「おいおい。まーずいぶんとたるんだ空気じゃないか」
『まーずいぶんとなめた態度してるじゃん』
「僕らをなめているのかい」
『正直言って、十分舐めてる』
物間が何か言ってるが、無視しています
「今回、ゲストがいます。複数」
「しょうもない姿はあまり見せないでくれ」
「ゲストが複数？」
「倒す」
「女の子!?」
「ヒーロー科編入を希望してる、普通科C組心操人使君と…
暗殺教室のトップメンバー」
「ヤッホー。A組」
「久しぶりだね」
「よろしくな！」
「みんな、はしゃぎすぎだろ」
「赤羽、潮田、前原、磯貝の4人だ」
『うっわーーーーー!!! 久しぶりじゃん!!』
4人の元に駆け寄ると「よっ」と前原とハイタッチをする
「一言挨拶を」
相澤先生に言われて心操は少し無言を貫いた
「何名かはすでに体育祭で接したけれど、拳を交えたら友達とか…そんなスポーツマンシップ掲げられるような気持ちの良い人間じゃありません
俺はもう何十歩も出遅れてる。悪いけど、必死です
立派なヒーローになって、俺の“個性”を人のために使いたい
この場のみんなが超えるべき壁です。馴れ合うつもりはありません」
ギラついてるなぁ、と思っていれば「俺等は」とカルマが口を開いた
「正直言って、ヒーローって嫌い
俺等の声を聞くこともなく、俺等を被害者扱いしたりかわいそ扱いしてきたり…
世間はそんなことをしてきたけど、暗殺教室のことを知らない赤の他人が口を開いて欲しいとは思えない
もちろん、お前らも」
「僕等はヒーロー科のみんなと違って、“個性”は持ってないけど…」
「誠心誠意、お前らと戦って応えようと思う」
「みんなの成長の糧になれるよう」
「俺等の力を見せてあげるよ」
ゾクゾクと嬉しい言葉を並べてくれる級友たちに微笑めば、相澤先生は説明を始めた
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サッカーバカ(プロフ) - うさぎさん» ありがとうございます！ゆっくりですが、よろしくお願いします (2020年6月20日 21時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 続編おめでとうございます。今後も楽しみです。 (2020年6月20日 20時) (レス) id: 1ab5dd9ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年6月20日 11時
