87話 ヒーロービルボードチャートJF ページ33
11月も下旬に差し掛かる頃、私はというと肌寒い季節に苛立ちを覚えて共有スペースに降りてきた
「雄英で預かることになった」
『近いうちにまた会えるどころか!!』
「どういった経緯で…!?」
まさか雄英でこれから毎日会えることになるとは正直言って、びっくりした
いつまでも病院でというわけにはいかないということらしいく、事情を説明するためインターン組と私、通形センパイが外に出る
「エリちゃん、親に捨てられたそうだ
血縁にあたる八斎會組長も長い間、意識不明のままらしくて、現状寄る辺がない」
「そんでね。先生から聞いたかもしんないけど、“個性”の放出口になってるツノ」
「縮んでて今は大丈夫って聞きました」
「僅かながらまた伸び始めてるそうなんだ」
暴走しないように、養護施設ではなく雄英で特別に引き取ることになった
教師寮の空き部屋で監督するらしく、様子を見て強大すぎる力との付き合い方も模索していくとのことらしい
検証すべきこともあるし、おいおいになる
「そこで休学中であり、エリちゃんとも仲良しなこの俺がいるのさ！」
「エリちゃん本人も、夜神月本人と一緒にいたいとの要望もあったしな」
『そっか…』
「エリちゃんが体も心も安定するようになれば…無敵の男復活の日も遠くない」
「そうなれば嬉しいね」
エリちゃんとこのあと遊ぼうかなと思ってたけど、来賓が来ると言われて寮に戻された
「へっちょい」
『常闇、風邪か？』
「いや、我が粘膜が仕事をしたまで」
『あ、そう…』
E組にはいない新しいキャラだとは思ってたけど、ガチ中のガチはだいぶびっくりした
ガチャッとドアが開き、来賓の人が入ってきた
「煌めく眼でロックオン！」
「猫の手手助けやってくる！」
「どこからともなくやってくる」
「キュートにキャットにスティンガー！」
「「ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ」」
オフバージョンのプッシーキャッツにどう反応すれば良いかわからず、サッと、自然に目を逸らした
「プッシーキャッツ、お久しぶりです！」
「元気そうね、キティたち！」
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サッカーバカ(プロフ) - うさぎさん» ありがとうございます！ゆっくりですが、よろしくお願いします (2020年6月20日 21時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 続編おめでとうございます。今後も楽しみです。 (2020年6月20日 20時) (レス) id: 1ab5dd9ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年6月20日 11時
