84話 ウチに、手ェ出すな ページ14
前日、体育館での最終確認も終わり寮に戻ってきて道具の点検をする
『うっわ…。ロープほつれてるじゃん』
「ごめん、気づかなくて…」
『しゃーね。明日朝イチで買ってくるよ』
「そうだね。朝練もあるし、ついでに買いたいものもあるしね」
「え、俺等10時からだぞ。店って大体9時からじゃん」
《雄英から15分ほどのところにあるホームセンターは朝の8時から営業されています!!》
『だってさ』
スマホから律が情報を与えてくれ、一足先に気合を入れて就寝した
ー早朝6:30ー
「やはり居ましたね、緑谷くん!!」
「発目さん!!」
『発目ちゃん、風呂入ったら？』
「例のブツ！使えるようになったので、お渡ししにきました」
「うわあ、すごいかっこいい!! ありがとう!!」
終わったら36時間寝るらしい
マニュアルを渡して光の速さで消えて行った発目ちゃんを見送り、早速試してみようと試してみれば現在の時刻8時前
『アホかお前は!! 学生証忘れてないよね!!?』
「ごめんなさいっ!!!」
猛スピードで雄英を出てコンビニで欲しいものを買い、ホームセンターでロープも買い終えてあとは雄英に戻るだけ
「おっと！」
「ぶっ!?」
『すみません、大丈夫ですか？』
「僕は大丈夫じゃないんだけど…」
8時半、マスクに帽子にサングラスにコートにマフラーをした男の人にぶつかりそうになった緑谷を後ろに飛ばし頭を下げた
「ゴールドティップスインペリアルの余韻が損なわれるところだったじゃァないか」
(…ん？)
「さァ行こう。ハニー」
「ハニー!!!? ええ、私はハニー!!」
「へぇ…。あの家、喫茶店かなんかなのかな…。わかんないな…」
『穴場じゃん』
って言うか…あのおじさん
「ゴールドティップスインペリアルが“何か”を知らなければその発想には至らぬわけだが…キミ達、わかる人間かね!?
幼いのに素晴らしい！」
「あの…僕はそんなに…友達が淹れてくれたから知ってただけで…」
『兄貴がね』
さァ、おじさん
「ホホウ、そんな高貴な友が…いい、友人を持っているね」
「はい…人には恵まれて」
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サッカーバカ(プロフ) - うさぎさん» ありがとうございます！ゆっくりですが、よろしくお願いします (2020年6月20日 21時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 続編おめでとうございます。今後も楽しみです。 (2020年6月20日 20時) (レス) id: 1ab5dd9ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年6月20日 11時
