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フロア全体に青山が行き渡るようにしたいんだが、そんな大掛かりな装置もないし、人力で動かせるパワー担当が欲しいらしい
ひとつ突っ込ませろ
青山が行き渡るってなんだ
「僕、序盤でダンサーからミラーボールに変身するんだ☆
新技☆ ネビルビュッフェ。飛距離も抑えられるんだ
僕のためにある職☆」
『つまりは、出番が削られるってわけか』
「ワリィ!! おめーの練習を無駄にしちまうが…どうか頼まれてくれねェか!? さらにいいもんにしてェんだ…！」
『…だってさ、緑谷』
「…んん…！出番あるなら、エリちゃんに嘘ついたことにはならないし…いいものにするためなら…わかった！」
エリちゃんには私から説明しておくと緑谷に伝えれば、ホッとしたように安心していた
ー早朝6:30ー
『(ｲﾗｲﾗ』
「っ痛」
「連続や動きながらだとまだ難しいか」
『…………………………………内出血してるからこれで冷やせ』
「う、うん」
(朝には弱いって聞いてたけど、これほどまでに低血圧とは…！)
イラついた顔を隠すことなく緑谷の練習に付き合うことを数えるのも面倒になってきた頃
緑谷は基本的にこれまでやってきたことだからできるっちゃできるけど、これまで以上にギリを攻めるコントロールとなると難しい
「青子さん。何かコツみたいなのってある？」
『知らん。私はなんとなくで掴んだオールマイトとは違って、試行錯誤して自分の体に傷作りながらやったりした
言えることは、イメージを作ることぐらい
自分が思い描くことを固めて肌で感覚を覚える、繰り返しあるのみって感じだな』
(同じ“無個性”スタートでも、えらい違いだ…
青子さんは天才的な勘を持っていたんだ…やっぱり、僕の目指すヒーロー像に1番近い人…!!)
ガサッとと後ろから物音がして、パシッと手で受け止めると茂みからサポート科の発目ちゃんが出てきた
発目ちゃんは発明したもののテストをしているらしく、こちらのことは全然興味がない
「そうだ緑谷くん！
この前頼まれた例の“新アイテム”!!
ちょうど似たような性能のベイビーがいたので、あなた用に今カスタマイズしてます。申請通ったらすぐお渡ししますよ!!」
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サッカーバカ(プロフ) - うさぎさん» ありがとうございます！ゆっくりですが、よろしくお願いします (2020年6月20日 21時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 続編おめでとうございます。今後も楽しみです。 (2020年6月20日 20時) (レス) id: 1ab5dd9ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年6月20日 11時
