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「…そうだね。確かに…通りすがりが何言ってんだって感じだ」
『緑谷が洸汰をどうしたいのかはわからない。でも、デリケートな話にあんまりズケズケ首突っ込むのもアレだけどね
まあ、そういうの気にせずにぶっ壊してくるからな、緑谷は』
「なんか、すいません」
『謝んなよ。お前のおかげで焦凍が左を使うようになった、飯田がまた前を向いてヒーローを目指せる
私が安心してお前に作戦を任せれる。お前はそんだけの力を持ってるってことだ
自信持てよ、ヒーロー志望』
私はお前みたいにまっすぐにヒーローにはなれない
だから、お前にその未来を託すんだ
．
．
．
緑谷side
「青子さんって、不思議な人だよね」
「え？」
「だって…」
晩ご飯の席でガッツクみんなの横で笑いながら、からかいながら肉じゃがを食べている
「怒る時は怒って、笑う時は笑って、僕たちを叱咤してくれる
不思議と彼女に言われると、「ああ、そっか」っていう気分になるんだ」
「確かに」
「夜神月本人が、どういう奴かもまだわかんねェけど俺らのために考えて言ってくれてるってのはわかるよな」
「うんうん」
「青子本人も、それをわかってるのかな？」
「さあ、どうだろうな。でも……」
「うん…たまに見せるあの残虐性と悪魔の笑みは流石に怖いよね」
「僕もちょっと怖いと思う。優しい人なんだけどなあ」
「オイラにばっかり殴ってきやがる」
「それはオメーが悪いからだ」
「けど、やっぱり夜神月って…」
「不思議だよな。なんかその場にいるだけで明るい空気になるっつーか」
「あ、わかる！」
「青子さんの存在は大きいですものね」
そこで思い知るのだ
夜神月青子という彼女の大きな存在を
これから起こるであろう、悲劇に
彼等は気付いてしまったのだ
彼女がどれほどの強さを秘めているのか
そして
彼女の大きな存在感を
「青子、味噌汁いるか」
『お腹膨れて無理なんだけど』
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世阿弥 - とても面白いです！！ これからも頑張ってください！！ (2020年12月14日 23時) (
レス) id: 6e54989a60 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - とても面白いです。2人の英雄、本当に感動しました。応援しています。 (2020年5月12日 2時) (レス) id: 1ab5dd9ceb (このIDを非表示/違反報告)
ちかぱ - いつも楽しみに見ています。ところでサッカーバカさん、46-4が抜けていますよ? (2020年5月11日 18時) (レス) id: cdb9a35a2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年5月10日 23時
