45-4 ページ31
『ほら、たくさん食べてデカくなれよ。洸汰』
「えっ？」
『ご飯ってさ、1人で食べるよりもみんなで食べる方が美味しいんだってさ
これ、私の兄貴からの受け売り』
尚哉兄さんは、誰かと必ずご飯を食べる
たとえそれが時間が遅くなろうと、絶対なんだって
『けどさ』
「？」
『プッシーキャッツのマタタビ荘ってなに…』
「………………」
猫を推しすぎだわ、ここ
猫以外になかったの？
昼ご飯を食べ終えて特にすることもないので、森の中を散策した後、時間にして午後5時半頃
ピクシーボブの隣に立ち、みんなが来るのを待った
「やーーーーーーーーっと、来たにゃん」
(にゃん…)
ボロボロの土塗れのみんなは、キャパオーバーやらふらつきながらも森から出てきた
「とりあえず、お昼は抜くまでもなかったねぇ」
『抜くもなにも、半日かかって来てるのにいい方じゃないですか？』
「なにが「3時間」ですか…」
「腹減った…死ぬ」
「悪いね。私たちならって意味、アレ」
「実力差自慢の為か………」
「夜神月ィ…お前いつ来たんだよ」
『みんなと別れた1時間後ぐらい？』
「「超次元すぎだろ!!!」」
『(ﾝﾍﾞｰ』
赤い舌を出して肩をすくめる
「でも正直もっとかかると思ってた
私の土魔獣が思ったより簡単に攻略されちゃった
いいよ、君ら………特に、そこの4人と夜神月さん
躊躇のなさは経験値によるものかしらん？
3年後が楽しみ！ツバつけとこーーーー!!!」
爆豪かっちゃんと焦凍の双璧を盾にしてツバを回避した
「ずっと気になってたんですが、その子はどなたかのお子さんですか？」
「ああ、違う。この子は私の従甥だよ。洸汰！ホラ挨拶しな
1週間一緒に過ごすんだから…」
「あ、えと僕雄英高校ヒーロー科の緑谷。よろしくね」
うん、クリティカルヒット
「緑谷くん！
おのれ従甥!! なぜ緑谷くんの陰嚢を!!」
『言い方改めろ、飯田。息子と呼んであげなさい』
「それも違ェだろ」
爆豪かっちゃんに突っ込まれたが、それをスルーする
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世阿弥 - とても面白いです！！ これからも頑張ってください！！ (2020年12月14日 23時) (
レス) id: 6e54989a60 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - とても面白いです。2人の英雄、本当に感動しました。応援しています。 (2020年5月12日 2時) (レス) id: 1ab5dd9ceb (このIDを非表示/違反報告)
ちかぱ - いつも楽しみに見ています。ところでサッカーバカさん、46-4が抜けていますよ? (2020年5月11日 18時) (レス) id: cdb9a35a2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年5月10日 23時
